休館日何してる?ガラスのカーテンウォールがいつも輝く理由
風になびくカーテンのような外観が特徴的な国立新美術館。
その波打つガラスのカーテンウォールは、3000枚以上ものガラス製のルーバーで覆われています。
驚くべきことに、このガラスルーバーは一枚ずつ清掃員の手作業で、1年という時間をかけて磨き上げられています。
ガラスルーバーは建物の曲線に合わせて一枚一枚形が異なるうえに、両端にはネジの突起が付いているため、細かな部分まできれいに仕上げるには手作業での清掃が欠かせません。
一見静かな休館日は、美術館をきれいに整える日。
美術館での時間を心地よく過ごせるように、皆さまをお迎えする準備をしています。