ブルガリ カレイドス 色彩・文化・技巧 関連イベント
ブルガリ・フォーラムII イタリアと日本、文化の出会い
- 開催予定
- 講演会・シンポジウム
- どなたでも
- 通訳あり

このトークイベントは、ローマと東京の文化的・芸術的対話を探求し、イタリアの遺産と日本の感性の出会いを称えるものです。時間を超えたローマの職人技に根差すブルガリが、古典的伝統を深く受け継ぎながら、いかに世界の美意識や技術を受容し進化し続けてきたかを考察します。また、建築的バランス感覚から緻密なディテールまで、クリエイティブな交流の中で東西が出会い、現代的なデザインが生まれる過程を披露します。異文化交流の視点から、伝統と革新、地域の文化とグローバルな発想が融合し、独自の芸術性を確立するまでを紐解いていきます。
《「テンプル」 ペーパーウエイト》1977年頃
《「富士山」ブローチ》1972年頃
ブルガリ・ヘリテージ・コレクション
開催概要
- 開催日
- 時間
17:30~19:00(17:00開場)
- 会場
国立新美術館 3階 講堂
- 対象
- どなたでも
- 参加方法
当日10時より1階・中央インフォメーションにて整理券を配布いたします。
- 定員
220名
- 料金
無料。ただし、本展の観覧券(半券可)の提示が必要です。
- 主催
国立新美術館 、ブルガリ、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁
- 備考
※内容や日時は都合により変更となる可能性があります。あらかじめご了承ください。
※日本語と英語の同時通訳をご利用いただけます。
※講演の写真撮影や録画はお断りしております。
※ライブ・ストリーミングはありません。
※本イベントの記録写真と映像を、活動報告や広報の目的で公開する場合がありますので、あらかじめご了承ください。
出演者
ジスラン・オークレマンヌ (ブルガリ ヘリテージ キュレーター ディレクター、本展キュレーター)*ローマよりオンライン登壇
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フランス国内外の主要文化機関におけるジュエリー分野に15年以上従事。エコール・デュ・ルーヴル修了。数多くの美術館やジュエリーメゾンと世界的なコラボレーションを行い、文化プログラムや展覧会を通して芸術の知識を様々な人に伝えている。2023年にヘリテージ キュレーター ディレクターとしてブルガリに入社。アンバサダー、キュレーター、広報として活動。ブルガリのDNAや歴史的な遺産に焦点を当て、美術館キュレーターや美術鑑定家の国際的なコミュニティと共にヘリテージ作品を扱う世界的な展覧会を企画している。 |
コスタンティノ・ドラツィオ(美術史家、ペルージャ国立美術館、ウンブリア州立美術館館長)
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1974年ローマ生まれ。カピトリーノ文化遺産監督局キュレーター、ローマ現代美術館(MACRO)キュレーター(2014-18)、カルロ・ビロッティ美術館学術委員会委員を歴任。国立ヴィラ・ピサニ美術館(ストラ)で現代美術展の企画に携わる(2008-2012)。 |
ロッセラ・メネガッツォ(ミラノ大学東アジア美術史教授)
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東洋美術史准教授、ミラノ大学・文化環境遺産学部、RCAST (AAD) 客員教授 / 2025大阪関西万博 イタリアパビリオン文化・サイエンス・教育部門代表 ヴェネツィア・カ・フォスカリ大学博士号(オリエンタル・スタディーズ〔日本美術史〕)取得、 2012年よりミラノ大学東洋美術史講座准教授。東京大学Advanced Art Design Course (AAD)、Research Center for Advanced Science & Technology (RCAST)客員教授 。国際シンポジウム等に多数企画参加。ミラノ大学(2018、2022年)、国立新美術館(2023)にて、デザインをテーマとした国際シンポジウムを企画開催。イタリアをはじめ諸外国の美術館において日本美術、写真、デザイン分野の展覧会をキュレーション及び刊行物を執筆。主な著書として、IRO. The Essence of colour in Japanese Design, Phaidon 2022; WA. The Essence of Japanese Design, Phaidon 2014 (美術出版2017)。 2018年アカデミア・アンブロジアーナ学会極東研究クラス会員。2017年日本国外務大臣表彰(個人)。2016年日本国内閣府クール・ジャパン・アンバサダー就任。2014-2017年DNP文化振興財団グラフィック文化に関する学術研究助成選出。 |
宮島綾子(国立新美術館 主任研究員、本展共同キュレーター)
17世紀フランス・イタリア美術を中心とする西洋美術を専門とし、同分野で数多くの展覧会のキュレーター/共同キュレーターを務める。近年の主な担当展に「ルーヴル美術館展 愛を描く」(2023)、「ブダペスト ヨーロッパとハンガリーの美術400年」(2019年)、「ルーヴル美術館展肖像芸術 人は人をどう表現してきたか」(2018)、「アカデミア美術館所蔵 ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」(2016)など。