- ワークショップ
「鉄・形・音 - 手と目と耳を結ぶ」
日時:2016年1月31日(日)10時~16時
講師:金沢健一(彫刻家)
会場:国立新美術館 別館3階多目的ルーム
対象:中学生以上
参加人数:14人
彫刻家の金沢健一さんを講師に迎え、ワークショップを開催しました。美術館で美術作品を鑑賞するときは、静かにして、作品に手を触れてはいけないといわれるのが一般的です。しかし、今回は、参加者全員で金沢さんの代表作である《音のかけら》に触れ、時には叩いて鉄の音を発しながら、普段とは異なる美術作品の鑑賞体験をしました。即興演奏の時間には、2 人1 組、3人1組と徐々に参加者を増やして、最終的には総勢14名による“鉄の十四重奏”が奏でられました。プログラムを通じて、参加者が、音が振動であると改めて気づいた時に生まれる驚きや感動を楽しみ、身をもって彫刻作品を感じる機会となりました。