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館長からのメッセージ

2025年 ごあいさつ 春

2025年が始まりました。国立新美術館は更に「新美らしい新しさ、アクセスしやすさ」を積極的に展開いたします。

国立新美術館は、昨年11月18日から今年の1月31日まで、クラウドファンディングを初めて行いました。「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s」展において、ドイツの建築家、ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエが設計し実現に至らなかった「ロー・ハウス」を原寸大で展示する試みに対して、488名の方からご支援をいただき、充実した展示が叶う運びとなりました。皆様のご支援により、多くの方々に展覧会の魅力をよりよい形で伝えることが可能となり、大きな力をいただきました。心より御礼申し上げます。

コレクションを持たない国立新美術館では、「情報や資料の収集・公開」にも努めてまいりました。このたび展覧会の情報検索システム「アートコモンズ」のリニューアルを行い、都道府県や開催年からより直感的にアクセスできるように整えました。ウェブサイトで提供できる国内の展覧会情報は、開館以来6万件を超えています。皆様の積極的な活用を期待いたします。

国立新美術館は開館時から授乳室を設置していましたが、このたびAdobe Foundationの支援をうけ、授乳室(ベビーケアルーム)のリニューアルを行いました。お子さまとともにご家族でご来館いただいた場合でも、安心して使用していただけるよう、利便性をはかりました。

国立新美術館に何回も来てくださっている方、時々の方、初めての方たちが、当館の活動を通して、アートに触れる楽しみとともに異なる考え方に気づき、心豊かに他者への理解や思いを深めてくださることを願っています。
2025年が多くの人々にとって、分断から対話への道筋を歩むことができる年となりますように。



2025年2月4日
国立新美術館長 逢坂恵理子

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