館長からのメッセージ
本年4月より国立新美術館長に就任しました菅谷富夫です。
平成19年1月に開館した当館は本年度20周年という区切りの年を迎えます。その一方で近年、美術館はもちろん私たちを取り巻く社会情勢はますます不安定なものとなっており、美術館運営にとっても難しい時代だといえるでしょう。
当館は①展覧会事業、②情報資料収集・提供事業、③教育普及事業、④国際連携事業を事業内容の4つの柱として活動してきました。これらは近代・現代美術はもちろんデザイン、ファッション、建築、マンガ・アニメなど幅広い分野において、常に新しい表現や価値、情報を広く発信していくことであり、文字通り国立のアートセンターとして活動していくことを意味しています。
この20年間に築いてきた実績と信頼を礎として、時代に沿うとともに新しい活動を試みながら、より豊かな美術体験をより多くのみなさんに提供できる場としての国立新美術館を実現してまいります。