ANZAÏ フォトアーカイブ

詳細情報:マルセル・デュシャン

管理番号 2663
作家名・被写体名 マルセル・デュシャン
被写体詳細 作品
撮影日 2001年10月
展覧会名 眞贋のはざま――デュシャンから遺伝子まで
会場・場所 東京大学総合研究博物館
地名 東京
技法 カラープリント
所蔵カタログ 眞贋のはざま――デュシャンから遺伝子まで
東京大学出版会 2001年11月
西野嘉章:緒言 pp.4-5
目次 pp.6-7
[総論]
磯貝友紀、近藤由紀、寺田鮎美、山崎和佳子:揺れ動く「真」と「贋」 pp.8-29
[第1部] 複製価値論 ホンモノ/ニセモノの峻別は可能か?
西秋良宏:先史考古学における真と偽―石器のコピーをめぐって pp.31-53
大貫良夫:アンデスにおける模造と捏造―真贋鑑定から本物再発見へ pp.54-62
丑野毅:レプリカを用いた考古遺物の解析 pp.63-76
吉田邦夫、宮崎ゆみ子、磯野正明:真贋を科学する 年代物―ほんとうはいつ頃のもの? pp.77-98
[第2部] 複製制度論 コピーこそがオリジナルである!
木下直之:写真と謄本―天皇の姿と言葉の場合 pp.99-108
中原佑介:模型千円札事件―芸術は裁かれうるのか pp.109-117
内藤陽介:フィラテリーにおける偽造・模造・変造 pp.118-124
[第3部] 複製美術論 オリジナルは唯一無二ではない!
佐々木守俊:国芳が模した中国の水滸伝画像 pp.125-133
熊谷薫:デュシャンにおけるコピーの問題―レディ・メイドを中心に pp.134-143
角田拓朗:「レプリカ」を超えて pp.144-154
[第4部] 複製教育論 コピーにしか果たし得ぬもの
寺田鮎美:空想美術館―複製メディアにおける芸術作品の受容 pp.155-172
金沢百枝:カースト・コート形成史―複製美術品の機能と役割 pp.173-184
松田陽:ダイヤモンドのレプリカが生まれるとき―真贋二元論を超えて pp.185-201
三浦篤:十九世紀フランス美術における石膏複製と油彩模写―国立美術学校の「研究美術館」とブランの「模写美術館」をめぐって pp.202-218
[第5部] 複製技術論 コピーのコピーはコピーか?
小宮山博史:十九世紀の書籍における興味深い原版と復刻版比較三例 pp.219-234
池水美都、増田智仁:東京大学大学院数理学研究科所蔵の幾何学模型 pp.235-242
[第6部] 複製機能論 コピーは世界の摂理である!
佐治ゆかり:本物・偽物・つくりもの pp.243-253
湯浅万紀子、石井理絵:鏡―見る者が創り出す不思議 pp.254-264
小西正泰:昆虫界の真と贋―擬態 pp.265-270
高槻成紀、井上泰輔、阿部修英、高堂貴:自然界の贋作 pp.271-290
岡持充彦:加速する欲望、メディアの遺伝子 pp.291-295
展示品解説 pp.297-397
関連用語集 近藤由紀[編] pp.399-405
東西贋作事件史 二子登、麓愛弓、湊園子[編] pp.406-413
参考文献一覧 近藤由紀[編] pp.414-440
[英語版] 論文要旨/展示品解説 筒井弥生、湯浅万紀子、金沢百枝 pp.441-476
会場:東京大学総合研究博物館
〔東京大学総合研究博物館特別展示 東京大学コレクションⅦ〕
資料ID: 610013626
(所蔵カタログについてより詳細な書誌情報をご覧になりたい方は、この資料IDをコピーし当館OPACの資料ID欄にペーストして検索ボタンを押してください。)