タイトル等
京都の日本画 近代
会場
笠岡市立竹喬美術館
会期
2005-04-29~2005-06-05
休催日
毎週月曜日
開催時間
9:30~17:00(入館は16:30まで)
観覧料
一般500円(400)
高校生300円(200)
市外小中学生150円(90)
( )内は団体20名以上
概要
京都の日本画は、現代に至るまで、伝統の継承と革新の受容とのあいだでせめぎ合いつつ、折々に見事な花を咲かせてきました。しかしながら、この過程で京都の日本画(あるいは京都の文化風土)が永く備えていた、諧謔(ユーモア)、機智(ウイット)が次第に失われてきたように思えます。
この諧謔や機智は、個人の資質に負うところも大ですが、京都の日本画と俳句や禅との繋がりも考慮しなければなりません。そしてまた、今日ではほとんど見受けなくなった宴席などでの制作、いわゆる席画(せきが)がその即興性とあるいは酒気を帯びた酔筆の奔放さによって、画室からは生まれない諧謔と機智を創出したともいえます。
今回の展覧会では、現代の京都の日本画が失いつつあるこうした魅力に注目して、展覧会会場ではなく日常の床の間で目にする日本画の好ましさ、楽しさを約60点の作品により再考してみたいと思います。竹内栖鳳(たけうちせいほう)、山元春挙(やまもとしゅんきょ)、土田麦僊(つちだばくせん)、小野竹喬など代表的な画家とともに、最近再評価の進みつつある都路華香(つじかこう)、平井楳仙(ひらいばいせん)、不動立山(ふどうりつざん)、不染鉄(ふせんてつ)などの画家を取り上げ、日頃見過ごしてきたものを改めて見つめ直します。この機会を通して、京都の近代日本画を身近な存在として捉え、その妙を味わっていただければ幸いです。
ホームページ
http://www.city.kasaoka.okayama.jp/site/museum/
展覧会問合せ先
TEL 0865-63-3967 FAX 0865-63-4496
会場住所
〒714-0087
岡山県笠岡市六番町1-17
交通案内
山陽自動車道 笠岡I.C.から 15分

JR山陽本線 笠岡駅から
・タクシー 5分

・徒歩 25分

・笠岡駅前4番のりば
神島(こうのしま)循環 / 乗時(のりとき)行き / 美の浜(みのはま)行き
「市民会館・竹喬美術館前」下車すぐ
所用5分・150円
ホームページ
https://www.city.kasaoka.okayama.jp/site/museum/
岡山県笠岡市六番町1-17
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