タイトル等
清方の歳時帳
スケッチ
会場
鎌倉市鏑木清方記念美術館
会期
2006-03-24~2006-04-16
休催日
月曜日
開催時間
午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料
一般 200円(140円)
小・中学生 100円(70円)
※( )内は20人以上の団体料金
概要
清方は、作品とともに多くのスケッチを遺しており、季節の花々、果実や風景、人物など多岐にわたって描きました。
本展では、作品と関わるスケッチを同時に展示し、その制作過程をご覧いただきます。


「ためさるゝ日」は、江戸時代、長崎で行なわれていた遊廓の正月行事「踏絵」を題材とした、第12回文展の出品作です。はじめは対幅として描かれてましたが、焦点が弱くなると考えて作品を運び出す間際に、足もとの踏絵をまさに踏もうとする主役を描いた左幅のみを出品しました。
今回は、文展への出品を見合わせた、踏絵を待つ二人の遊女を描いた作品「ためさるゝ日」(右幅)と、制作過程で描かれた、遊女たちが踏もうとした踏絵や十字架などのスケッチを展示します。

また、清方は生れ育った東京の風景や季節の風物を、作品やスケッチに幾度も描いており、「讃春」(小下絵)では、皇居や隅田川などが取上げられています。
「新大橋之景」、「道行浮塒?」など隅田川の四季を扱った作品や下絵、関連するスケッチなども併せてご覧いただきます。


「ためさるゝ日」(右幅)大正7年、「踏絵、十字架」(スケッチ)大正7年、「鉢植の梅松」(試筆)大正9年、「木下川探梅」昭和37年など季節の行事をはじめ、隅田川を題材にした「新大橋之景」明治43年、「大川端」(下絵)昭和5年、「讃春」(小下絵)昭和8年、「道行浮塒?(みちゆきうきねのともどり)」昭和9年、「清洲橋」(スケッチ)、「隅田川」(スケッチ)、「水仙」(スケッチ)。「桃」(スケッチ)、「林檎の花」(スケッチ)、「白魚」『文藝倶楽部』(口絵)など作品、下絵、スケッチ、口絵など48作品65点をお楽しみ頂きます。
ホームページ
http://kamakura-arts.or.jp/kaburaki/
展覧会問合せ先
Tel.0467-23-6405
会場住所
〒248-0005
神奈川県鎌倉市雪ノ下1-5-25
交通案内
JR横須賀線・江ノ電「鎌倉駅」下車、小町通りを北に徒歩7分左折。
※駐車場・駐輪場はありませんので、公共交通機関をご利用下さい。
ホームページ
http://www.kamakura-arts.or.jp/kaburaki/
神奈川県鎌倉市雪ノ下1-5-25
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