タイトル等
小林和作展
会場
田辺市立美術館
会期
2006-02-11~2006-03-26
休催日
月曜日、3月22日(水)
開催時間
午前10時-午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料
一般 600円(480円)
大・高生 400円(320円)
小・中生 200円(140円)
※( )内は20名様以上の団体割引料金
主催者
田辺市立美術館
概要
小林和作(1888-1974)の描いた風景画は、油彩画による日本の風景の表現をうかがうときに欠くことのできない独特の充実した内容として今日も高い評価を得ています。その画業を初期の日本画や、水彩による風景スケッチもふくめて約60点の作品により回顧します。
1888(明治21)年、現在の山口市秋穂に生まれた小林和作は最初日本画を志して京都に学びます。しかし途中から洋画に転じ、上京して梅原龍三郎、中川一政らに師事して春陽会展に出品し。ヨーロッパに渡っての制作も行ないました。1934(昭和9)年からは春陽会を退会して独立美術協会の会員となり、尾道市に居をかまえます。以後は風景画の題材を求めて春、秋に日本全国を訪ね歩き、おびただしい数のスケッチを積んで、それをもとに画室で油彩画を制作するスタイルをとりました。こうして生まれた、自然の造形から得た力強い構図と、ナイフを多用した即興的な筆触の豊潤な色彩による風景画は他に類をみないものです。
1974(昭和49)年にスケッチ旅行中に不慮の事故がもとで亡くなるまで旺盛な制作は止むことなく、自らを「民衆画家」と称して周囲に惜しみない援助をほどこした飾り気のない人柄も多くの人にしのばれています。
ホームページ
http://www.city.tanabe.lg.jp/bijutsukan/
展覧会問合せ先
Tel.0739-24-3770 Fax.0739-24-3771
会場住所
〒646-0015
和歌山県田辺市たきない町24-43
交通案内
「JR紀伊田辺駅」・「JR白浜駅」・「南紀白浜空港」から明光バスで、
「南和歌山医療センター前」または「新庄紀南病院前」下車、徒歩5分。
ホームページ
https://www.city.tanabe.lg.jp/bijutsukan/
和歌山県田辺市たきない町24-43
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索