『ちいさいおうち』など歴史的名作で知られるアメリカのバージニア・リー・バートン、デビュー作『ボルカ はねなしガチョウの冒険』でケイト・グリーナウェイ賞を受賞したイギリスのジョン・バーニンガム、05年ブラティスラヴァ世界絵本原画展で金牌を受賞した酒井駒子や、同じく05年児童文学賞のノーベル賞ともいわれるリンドグレーン記念文学賞を日本人としてはじめて受賞した荒井良二など世界で活躍する絵本作家たちは、独自のまなざしと豊かな表現力で絵本の地平を切り開いてきました。本展では、世界の人気絵本作家14人(予定)の絵本原画に、〈えほんミュージアム清里〉が所蔵する原画作品を加えた約180点を一堂に集め、今なお読み継がれている永遠の名作から絵本の新たな可能性を感じさせる若い世代の作品まで絵本の魅力をあますことなく紹介します。絵本というアートの奥深さやものをつくることの素晴らしさにふれながら、わくわくするような冒険と発見に満ちた楽しいひとときを過ごしていただこうというものです。
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