タイトル等
紙がお金になった!
大川鐵雄藩札コレクションを中心に
会場
紙の博物館
会期
2005-11-15~2006-01-15
休催日
月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日、年末年始(12/26~1/4)
開催時間
10:00~17:00(入館は16:30まで)
観覧料
一般300円、小中高生100円(団体割引有り)
主催者
紙の博物館
概要
「紙幣」は私たちの日々の暮らしに欠かせないものであり、“経済の血液”に例えられるほどの重要な機能を果たしています。しかし、よくよく考えてみると、もとはただの紙切れに過ぎないものによって、物の売買をしたり、預貯金をしたり、どうしてそのようなことができるのかと不思議に思ったことはありませんか?金貨や銀貨と違い、紙幣の素材となっている“紙”自体にはほとんど価値はありません。しかし、それが「紙幣」となったとたんに、大きな価値を持つことになるのです。これは、お互いの確固たる信用の上に初めて成り立つものです。それゆえ、世界最初の鋳造貨幣が紀元前7世紀にリディア王国(現トルコ)で登場したのに比べ、最初の紙幣の登場は10世紀の宋(現中国)まで待たねばなりませんでした。
日本では1600年頃(慶長年間)に伊勢山田地方で発行された『山田羽書』が最初の紙幣です。そして1661(寛文元)年に福井藩が藩内のみで通用する『藩札』を発行すると、多くの藩がこれに続き、その数は明治期までに240藩を超えました。明治新政府が1872(明治5)年に発行した『明治通宝』から、通貨単位が「両」から「円」へ切り替わり、近代紙幣へと移行しました。
この展示では「大川鐵雄藩札コレクション」を中心に、藩札・紙幣などを展示します。藩札の原紙や版木、偽造防止の様々な手法なども紹介します。ただの紙切れがお金になる不思議を、あらためて考えてみませんか。
ホームページ
http://www.papermuseum.jp
展覧会問合せ先
紙の博物館 03-3916-2320
会場住所
〒114-0002
東京都北区王子1-1-3(飛鳥山公園内)
交通案内
・JR京浜東北線 王子駅南口より 徒歩5分
・東京メトロ南北線 西ヶ原駅より 徒歩7分
・都電荒川線 飛鳥山駅より 徒歩3分
・都バス(王40甲・王55・草64系統)飛鳥山バス停より 徒歩4分
・北区コミュニティバス 飛鳥山公園バス停より 徒歩2分
東京都北区王子1-1-3(飛鳥山公園内)
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