2001年より毎年恒例になっている『夏休み子ども美術館』は、美術館の常設展示室を7・8月の間、子どものための展示として開催するものです。今年のテーマは「アートの中の言葉」。文字を描いた作品から、絵に表わされたストーリー、作者の言葉まで、約50点の展示作品にまつわるいろんな「言葉」をクイズ感覚で探ってゆきます。大人も子どもも、一緒に楽しめる展示です。全部見た後は、きっと、作品の見方が変ってくるはずです。
1.もじもじ、あったぞ、さくひんのなか
絵や彫刻の中に表わされた文字やことば。いったい何のためにあるんでしょうか?文字をテーマにした作品も展示するよ。
2.みみをすませば、おしゃべりさくひん
作品の中の人たち、何をしゃべっているんだろう?想像力を働かせて、作品自身が話す声に耳をかたむけてみよう。
3.アートのなかから、ものがたり
物語を表わした作品や、ストーリーがありそうな作品。表すために、どんな工夫をしているんだろう?
4.さくしゃのことば、えのひみつ
作品について作者自身が語った言葉、作品につけられたタイトルには、どんなひみつがかくされているんだろう?
5.ことばでくらべろ、カップルさくひん
2点以上で1セットの作品。どんなカップルなのかを「朝と夕方」や「上向きと下向き」など、対になる言葉で表わしてみよう。
6.さくひん・カルタたいかい!
展示作品をカルタの絵札にみたてて、詠み札を作ってみたよ。さて、この詠み札はどの作品を指しているか、わかるかな?きもも新しい読み札を作ってみよう。