タイトル等
エドガー・ドガによるモーパッサンの「メゾン・テリエ」
会場
北九州市立美術館
会期
2005-05-19~2005-07-03
休催日
月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は開館し、翌日が休館)
開催時間
午前9時30分~午後5時30分(入場は午後5時まで)
観覧料
一般:150(120)円
高大生:100(80)円
小中生:50(40)円
( )内は20名以上の団体料金
主催者
北九州市立美術館
概要
踊り子、競馬場の馬、洗濯女など、19世紀の近代都市生活を描いた油彩画やパステル画で知られるフランスの画家エドガー・ドガ(1834~1917)による「メゾン・テリエ」(1934年制作)を展示いたします。「メゾン・テリエ」は19世紀フランスの自然主義の作家ギー・ド・モーパッサン(1850~1893)による小説で、フランス北部のノルマンディー地方の片田舎にある娼館と、それをめぐる人々のすがたを描いたものです。「メゾン・テリエ」は、もともとはモノタイプと呼ばれる一点刷りの版画ですが、銅版の一種であるフォトグラヴェールという技法で300部ほどがドガの没後に制作されました。この版画挿絵の付いた挿絵本をパリのアンブロワーズ・ヴォラール社が1934年に出版しています。ドガの絵画は非常に作為的な構図でありながら、そうとは感じさせない高度な構成力を用いて描いていますが、この「メゾン・テリエ」では、部屋の中でくつろいだり、客と戯れたりするあられもない姿の娼婦たちや、娼婦たちに囲まれご満悦の着衣のブルジョワ男性などの様子が大胆な筆致で表現されています。それはあたかも娼館の客か、娼婦の同僚となって部屋の中から見ているか、穴から覗き見たかのようです。この時代の社会状況を、ドガはフランスの風俗を通して切り取っているわけです。今回の展覧会では、この「メゾン・テリエ」の版画全19枚と共に挿絵本もご覧いただきます。
ホームページ
http://kmma.jp/
展覧会問合せ先
北九州市立美術館 Tel.093-882-7777
会場住所
〒804-0024
福岡県北九州市戸畑区西鞘ヶ谷町21-1
交通案内
美術館シャトルバス(無料)
「七条」⇄「美術館口」⇄「美術館」
シャトルバス「七条」のりばから、10:00より16:40まで運行(20分間隔)。

西鉄バス
●市内各地より「七条」または「美術館口」で下車。「七条」または「美術館口」からシャトルバスに乗車し、「美術館」で下車(所要3~5分、20分間隔発車)
●「福岡天神バスセンター」から高速バス“いとうづ号”(小倉方面行き)に乗車し、「七条」で下車(所要1時間15分)。「七条」からシャトルバスに乗車し「美術館」で下車。


●北九州都市高速道路「山路」ランプから車で8分
●【福岡・熊本・長崎方面から】九州自動車道「八幡IC」から北九州都市高速道路へ
●【山口方面から】九州(中国)自動車道「門司IC」から北九州都市高速道路へ
●【大分方面から】国道10号線から北九州都市高速道路(長野ランプ)へ

鉄道(JR)
【JR小倉駅(在来線・新幹線)から】
●「小倉駅バスセンター③のりば」から西鉄バス22番(黒崎行き)に乗車し「七条」で下車(所要30分)。「七条」からシャトルバスに乗車し「美術館」で下車
●「魚町」から西鉄バス1番(黒崎・折尾行き)に乗車し、「七条」で下車(所要20分)。「七条」からシャトルバスに乗車し、「美術館」で下車
【JR戸畑駅から】
●「戸畑駅」から西鉄バス40番(香月・小嶺行き)に乗車し「美術館口」で下車(所要20分)。シャトルバス「美術館口」からシャトルバスに乗車し「美術館」で下車
【JRスペースワールド駅・JR枝光駅から】
●タクシー(所要10分)
【JR黒崎駅から】
●「黒崎バスセンター」から西鉄バス1番(砂津・魚町行き)、22番(砂津行)に乗車し「七条」で下車(所要20分)。「七条」からシャトルバスに乗車し「美術館」で下車
ホームページ
http://www.kmma.jp
福岡県北九州市戸畑区西鞘ヶ谷町21-1
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