タイトル等
心のまんなかでアートをあじわってみる
会場
原美術館ARC
会期
2024-09-14~2025-01-13
休催日
木曜日(1月2日を除く)、1月1日
開催時間
9:30am~4:30pm
(入館は4:00 pmまで)
観覧料
一般1,800円、大高生1,000円、小中生800円、70歳以上1500円
*お得な前売りオンラインチケット(日にち指定)、原美術館ARCメンバーシップ会員は無料、学期中の土曜日は群馬県内小中学生無料
主催者
原美術館ARC
概要
召しませ!至福のアート体験。

美術館で出合う作品は、あなたに何を語りかけてくるでしょうか。どんな感情を抱かせるでしょうか。面白い、楽しい、きれいといった気持ちを高揚させる作品もあれば、難しい、悲しい、怖いというイメージを呼び起こす近寄りがたい作品に出合う場面もあるかもしれません。その一方で、一目見ただけでは惹かれなかった作品でも、展示空間や展覧会のテーマの違いで改めてその魅力に気が付いたり、過去に見た作品でも隣にいる人との会話や新しく得た知識に影響され新鮮に映ることもあります。あるいは、作家の考え方や制作背景を知るにつれて自身が描いた想像とのギャップに驚くといった経験などは、誰でも身に覚えがあるかもしれません。

本年度開催の「まんなか」展、第1期(春夏季)は「日本のまんなかでアートをさけんでみる」と題し、当館のコレクション作品を中心に、「日本のまんなか」を自称する群馬県渋川市から、あるいは鑑賞者自身から「外側」へアートを発信していくような企画を開催いたしました。続く第2期にあたる本展では「心のまんなかでアートをあじわってみる」と題し、作品に向かい合う人それぞれが自身の心の「内側」へと美術を引き寄せることを提案いたします。

専門的な知識がないと楽しめないと思われてしまいがちな現代美術ですが、本来「鑑賞」することの語源は「味覚」や「趣味」を意味するtasteと同じであり、またそこには個人の「好み」で「判断」する行為も含まれます。今、目の前にある作品と向かい合う時間を、より個人的な喜びを手掛かりにしながら五感に触れるものに寄り添う経験と言い直すことができるのであれば、正しい解釈とは何かと頭を悩ませることからは少しだけ距離を置き、自身の気持ちを拠り所に現代美術への関心を深めることができるでしょう。

思わず写真に撮りたくなる瞬間や、見惚れてしまう場面、作品のどの部分が好奇心を刺激するのか、戸惑いを覚えるのか、改めてご自身の心で感じ取りゆっくり味わってみる、そのようなときをお過ごしください。
イベント情報
■屋外作品ガイドツアー 9月22日(日)、10月5日(土)各日11:00-
■開架式収蔵庫ガイドツアー 11月3日(日)11:00-
(通常はメンバーシップ限定イベントですが、一般の方も参加できます)
■担当学芸員による作品解説 11月3日(日)13:30-
■講演会「Meet the Artist: 束芋」10月13日(日) 会場:カフェ ダール
■対話型作品鑑賞会(協力:対話型アート鑑賞ラボ) 11月9日(土)11:00-
■学校の先生を対象とした無料見学日 12月23日(月)から29日(日)
(26日は休館日のため除外)
*イベントごとに参加費が異なります。
詳細や申し込み方法については当館ウェブサイトをご確認ください。
ホームページ
https://www.haramuseum.or.jp/jp/arc/exhibition/1655/
会場住所
〒377-0027
群馬県渋川市金井2855-1
交通案内
JR上越/吾妻線「渋川駅」(上越/北陸新幹線利用の場合は「高崎駅」で上越線に乗り換え)より、関越交通バス3番乗り場から「伊香保温泉」行きバスにて約15分、「グリーン牧場前」下車、徒歩5分。「渋川駅」よりタクシーで約10分。
お車の場合、関越自動車道「渋川・伊香保I.C.」より8km、約15分。
ホームページ
https://www.haramuseum.or.jp/jp/arc/
群馬県渋川市金井2855-1
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