タイトル等
痕跡
―戦後美術における身体と思考
会場
東京国立近代美術館
会期
2005-01-12~2005-02-27
休催日
毎週月曜日
開催時間
午前10時~午後5時(金曜日は午後8時まで)入館は閉館30分前まで
観覧料
一 般:当日850円、(700円/600円)
大学生:当日450円、(350円/250円)
高校生:当日250円、(150円/100円)
中学生以下:無料
( )内は前売料金/20名以上の団体料金の順、いずれも消費税込み。
主催者
東京国立近代美術館、京都国立近代美術館
概要
飛び散った絵具やカンヴァスに青くなすりつけられた人のかたち、紙の上に残された自動車の車輪の跡。第二次世界大戦後、様々の斬新な表現が美術作品として登場します。今日、画期的な表現として高く評価されるこれらのイメージは、肖像画や風景画のようになにものかに似るのではなく、なにごとかの結果として意味を与えられているといえるでしょう。この展覧会ではこのようなイメージに「痕跡」という名を与え、戦後美術を新しい角度から見直してみたいと考えます。
1950年代から70年代後半まで、およそ30年にわたる美術の流れの中に「痕跡としての美術」は多様に姿を変えて登場します。そして日本のみならず、アメリカやヨーロッパの戦後美術においてもこのような美術の系譜は脈々と続いています。ダダやボディ・アート、コンセプチュアル・アート、そしてヨーロッパにおけるウィーン・アクショニズム。国籍も時代も表現も全く異なったこれらの動向を「痕跡」という視点から捉える時、現代美術の思いがけない同時性や共通性、表現の多様性と独自性が明らかになるように思います。
ジャクソン・ポロックやアンディ・ウォーホルといったよく知られた作家から、ヘルマン・ニッチやアナ・メンディエッタといった日本ではほとんど紹介されたことのない作家まで日本、アメリカ、ヨーロッパのおよそ60人の作家、120点の作品で構成された本展覧会は美術という営みを新しい角度から問い直す、得がたい機会となることでしょう。

【講演会】※先着150名様 聴講無料 申込み不要
1月30日(日)14:00‐15:30
「痕跡が美術になるとき」
尾崎信一郎(京都国立近代美術館主任研究官、本展企画者)
場所:地下1階講堂
ホームページ
http://www.momat.go.jp
展覧会問合せ先
03-5777-8600(ハローダイヤル)
会場住所
〒102-8322
東京都千代田区北の丸公園3-1
交通案内
東京メトロ東西線 竹橋駅 1b出口 徒歩3分
ホームページ
https://www.momat.go.jp/
会場問合せ先
03-5777-8600(ハローダイヤル)
東京都千代田区北の丸公園3-1
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