タイトル等
都美セレクション グループ展 2024
会場
東京都美術館
ギャラリーA、B、C
会期
2024-06-10~2024-06-30
●開催内容は都合により変更する場合がございます。
最新情報は当館ウェブサイト(https://www.tobikan.jp)をご確認ください。
休催日
6月17日(月)
開催時間
9:30~17:30
(入室は閉室の30分前まで)
夜間開室 6月14日(金)、21日(金)、28日(金)は、9:30ー20:00(入室は閉室の30分前まで)
観覧料
観覧無料
主催者
公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館
各展覧会の実施グループ
協賛・協力等
スティル・エコー:境界の風景
助成
公益財団法人朝日新聞文化財団

ずれはらずもぶれ
助成
公益財団法人朝日新聞文化財団
NOT SO BAD,LLC
金子千裕
Institut fur Auslandsbeziehungen
LEFRENSOY
BERLIN

回遊する風景
助成
野村財団
概要
「都美セレクション グループ展」は、新しい発想によるアートの作り手の支援を目的として、当館の展示空間だからこそ可能となる表現に挑むグループを毎年募り、その企画を実施するものです。
「都美セレクション グループ展 2024」では、さまざまな地域、ジャンルのグループによる企画のなかから選ばれた3グループが展覧会を実施します。
絵画、写真、映像など、各グループが当館の3つのギャラリー空間に展開する独自の企画展示をお楽しみください。

GalleryA
スティル・エコー:境界の風景
本展は明治期に近代国民国家として船出した日本が、隣国との国境を画定し、その後東アジアに帝国主義的な侵出を行う過程で出現した境界(ボーダーランド)の風景をテーマにしている。海外神社跡地、サハリン(旧樺太)、日本列島の海岸線をテーマにした作品と、博覧会関連資料を組み合わせた展示となる。過去からの残響(エコー)が未だ大きな上野という地に過去と現在とが錯綜するような多層的なイメージ空間を創出する。

グループ名
「スティル・エコー」展実行委員会
「スティル・エコー」展実行委員会は、日本の近現代史を射程に入れながら独自の写真表現を模索してきたメンバーからなる。近現代を問い直す展示を多く手掛けてきた小原真史をキュレーターに迎え、より深い視座で歴史や社会について再考をうながすような展示を試みる。
https://stillecho.wordpress.com

GalleryB
ずれはからずもぶれ
移動や移行をテーマにした展覧会、移動には曖昧さがつきまとう。私の選択は目の前に開かれた可能性の中で偶然に出会ったものに過ぎない。見えない何かがどうしても私をここへ運んでしまうというような偶然の集積もある。私たちは身体的にも紙の上でも想像上でも移動を繰り返す。ときには足止めをくらう。個人的な社会的な物理的な理由によって。そしてまた放り出される。

グループ名
ずれはからずもぶれ実行委員会
移動。はたしてそれは自由を意味するのか?戦争や時代の要請により移民またはその子として生まれたアーティストたちからなるグループ。米軍に収容された曾祖父と自分を重ねる近藤愛助。ナチスドイツに連行された母の足跡を辿るイシャイ・ガルバッシュ。朝鮮とユダヤの血を引くアリサ・ベルゲル。ハ・ジョンナムは嫁入りとして日本から韓国へ。イレン・トクは知識の集積である本の中で旅をする。吉川浩満は膨大な書物の中の知識を横断する。ユミソンは移行の問題の前に立ちつくす。
https://zure.baexong.net
https://www.instagram.com/zurebure

GalleryC
回遊する風景
誰もがスマートフォンを携帯し、日常の風景を手軽に撮影できるようになって何年過ぎただろうか。世界中の風景がSNSに乗り、私たちに届けられている。しかし、真実と共に虚偽が含まれたそれらの画像は、時に分断を生む原因となって社会を混乱に陥れてもいる。そのような大量の画像に囲まれて生活する今、私たちにとっての本当の「風景」とは一体何だろうか。5人の風景作品を通して、現在の「風景」の在り方を問う。

グループ名
回遊する風景実行委員会
海外での経験を起点として風景作品を制作している5人の作家が集まった。東洋と西洋、過去と現在、幻想と実存、意識と無意識といった相反する視点から対象を捉えようと試みている。異なるふたつの視点を持って作品に対峙しようとすることは、〈世界〉と〈私〉を少しでも客観的に眺め、風景を通して真実に近づきたいという作者の意思の表れといえるだろう。本展では、それぞれの手法で制作された5人の風景で構成する。
https://kaiyu-fukei-2024.studio.site
イベント情報
会期中、各グループが関連イベントを実施します。

Gallery A
スティル・エコー:境界の風景
出演者によるギャラリートーク
出展者全員が展示している作品について解説を行います。
日時:6月23日(日)14:00ー
会場:東京都美術館 ギャラリーA
参加費:無料 事前申込不要
問合せ先:yas.inamiya@gmail.com

Gallery B
ずれはからずもぶれ
ハ・ジョンナムのパフォーマンス
日時:6月15日(土)15:00ー16:30
会場:東京都美術館 スタジオ 定員:40名
参加費:無料 事前申込不要、当日先着順
問合せ先:zure@yumisong.net

吉川浩満の哲学対話
移動と移行、偶然をめぐって―哲学対話
ファシリテーション:永井玲衣
日時:6月15日(土)10:00ー12:00
6月29日(土)10:00ー12:00
会場:東京都美術館 スタジオ 定員:40名
参加費:無料
事前申込制 ※下記URLよりお申込みください。
申込先:https://zure.baexong.net/ws
問合せ先:zure@yumisong.net

●各イベントの内容は変更する場合がございます。
詳細はグループのウェブサイトをご確認ください。
ホームページ
https://www.tobikan.jp/exhibition/2024_groupshow.html
会場住所
〒110-0007
東京都台東区上野公園8-36
交通案内
JR 上野駅「公園口」より 徒歩7分
東京メトロ 銀座線・日比谷線 上野駅「7番出口」より 徒歩10分
京成電鉄 京成上野駅より 徒歩10分
※当館には駐車場はございませんので、車でのご来館の際はご注意ください。
ホームページ
https://www.tobikan.jp
東京都台東区上野公園8-36
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