タイトル等
土が開いた現代 革新するやきもの
茶碗ちゃうで ― 陶芸が開拓した新しい表現の世界をふりかえる
会場
和歌山県立近代美術館
会期
2024-04-27~2024-06-30
休催日
月曜日(4月29日、5月6日は開館し4月30日、5月7日に休館)
開催時間
9:30~17:00
(入館は16:30まで)
観覧料
一般520(410)円、大学生300(260)円
( )内は20名以上の団体料金 *高校生以下、65歳以上、障害者の方、県内に在学中の外国人留学生は無料 *第4土曜日(4月27日、5月25日、6月22日)は「紀陽文化財団の日」として大学生無料
概要
20世紀後半、第二次世界大戦後の京都を中心に、陶芸によって新たな表現の世界を開拓する作家たちがあらわれました。彼らは、やきものの技術を使いながらも、従来の茶碗や花瓶といった実用のための陶器から独立した、美術として表現を生みだすことに取り組み始めました。それまでになかった作品のあり方として、前衛陶芸や現代陶芸、あるいはクレイ・ワークといった言葉とともに試みられてきた表現の世界は、その始まりから70年以上を経て、一つの分野を形作っています。
この展覧会では、前衛陶芸を最初に試みた四耕会のメンバーであった林康夫から、革新的な作品を生みだす作家たちのよりどころとなった走泥社の創立者である八木一夫、鈴木治、山田光ら、そして世代を継いで創作を続けてきた作家たちの作品約100点によって、やきものが開拓してきた新しい表現の展開を歴史を追って紹介します。
時代による表現の変遷、素材と形との葛藤、そして個々の作家の持続的な探求を陶による表現の中に見いだせるでしょう。
イベント情報
▶フロアレクチャー(学芸員による解説会)
4月27日(土)、5月3日(金・憲法記念日)、5月6日(月・振替休日)、5月26日(日)、6月30日(日)
各回14時から 2階展示室 *要観覧券

▶中銀カプセル見学会
4月29日(月・昭和の日)、5月5日(日・こどもの日)
美術館・博物館の設計者でもある黒川紀章氏の代表作の一つである中銀カプセルタワーから取り外されたカプセルA908の見学会を実施します。詳細、参加申込についてはホームページ等からお知らせします。

▶美・博合同バックヤードツアー
5月18日(土)10時から12時
国際博物館の日を記念して美術館、博物館合同で普段は見られないバックヤードの見学を通じて博物館の仕事を学ぶ機会を作ります。詳細、参加申込についてはホームページ等からお知らせします。

▶こども美術館部(小学生を対象とした作品鑑賞会)
5月4日(土・みどりの日)、5月5日(日・こどもの日)
*両日同内容
11時から12時頃まで 各日定員6名程度
要予約 4月16日(火)9時30分よりホームページで受付いたします。
ホームページ
https://www.momaw.jp/exhibit/2024pottery/
会場住所
〒640-8137
和歌山県和歌山市吹上1-4-14 (和歌山城となり)
交通案内
[バスでお越しの方]
JR和歌山駅または南海電鉄和歌山市駅から約10分
和歌浦口方面行き「県庁前」下車、徒歩2分
※関西国際空港からリムジンバスでJR和歌山駅まで約40分

[タクシーでお越しの方]
JR和歌山駅から約15分
南海和歌山市駅から約10分

[お車でお越しの方]
阪和自動車道和歌山インターチェンジより和歌山城方面へ約15分
ホームページ
https://www.momaw.jp/
和歌山県和歌山市吹上1-4-14 (和歌山城となり)
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