タイトル等
兵庫陶芸美術館所蔵 赤木清士コレクション
古伊万里のモダン
華麗なるうつわの世界
会場
山口県立萩美術館・浦上記念館
会期
2024-04-27~2024-06-23
休催日
5月13日(月)・20日(月)・27日(月)、6月10日(月)・17日(月)
開催時間
9:00~17:00
(入場は16:30まで)
観覧料
一般 1,200(1,000)円、学生 1,000(800)円、70歳以上の方 900(700)円
開催中のコレクション展もご覧いただけます。
※( )内は前売りおよび20名以上の団体料金。
※18歳以下の方および高等学校、中等教育学校、特別支援学校の生徒は無料。
※障害者手帳等の提示者とその介護者(1名)は無料。
※前売券は、ローソンチケット(Lコード62430)、セブンチケットでお求めになれます。
主催者
古伊万里のモダン展実行委員会(山口県立萩美術館・浦上記念館、毎日新聞社、tysテレビ山口)
協賛・協力等
後援 山口県教育委員会、萩市、萩市教育委員会
特別協力 エフエム山口
概要
江戸時代前期(17世紀初頭)、肥前有田(現在の佐賀県西松浦郡有田町)を中心とした地域で日本最初の磁器が生産されました。この肥前磁器は、近郊の伊万里港より船で積み出されたことから「伊万里焼」と呼ばれることとなります。特に、江戸時代につくられたものはいまも幅広く愛好され〈古伊万里〉と呼ばれています。
17世紀中頃には、中国磁器に代わるものとして、主にヨーロッパに向けた伊万里焼の輸出が本格化し、意匠や技術が洗練されていく中、1690年代には国内外に〈古伊万里〉のブランドを決定づけた豪華
絢爛な古伊万里金襴手様式が現れます。
18世紀半ばには、海外輸出も終焉を迎え、国内市場に目を向けた〈古伊万里〉は、大名や豪商といった富裕層にとどまらず、同時代の町人や庶民の生活の中にある多様な好みや変化を敏感に捉えなが
ら、時代の流行(モダン)を追い求め、その姿を変えていきます。
さらに、明治維新を経て、西洋文化を積極的に導入し、近代国家へ生まれ変わろうとする動きの中で、磁器生産についても、文明開化の象徴とも言えるガス灯が描かれ、新しい顔料による彩色が施されるなど、西欧近代(モダン)の新しい素材や技術が取り入れられました。
本展覧会では、時代の変化を敏感に捉え、モダンに生まれ変わっていく〈古伊万里〉を中心に、明治以降の伊万里焼も含めた約100件の作品で、その魅力に迫ります。
イベント情報
記念講演会
「江戸から明治へ:赤木清士コレクションに見る陶磁器の近代」
日時 4月27日(土)、13:30~15:00
講師 村上ふみ氏(兵庫陶芸美術館 学芸員)
会場 本館講座室

ギャラリー・ツアー ※要観覧券
日時 会期中 毎週日曜日 11:00~12:00
会場 本館2階展示室
ホームページ
https://hum-web.jp/exhibition/
会場住所
〒758-0074
山口県萩市平安古町586-1
交通案内
◆ 萩市内から美術館へのアクセス

●萩・明倫センターから徒歩約5分、または萩バスセンターから徒歩約12分
●JR 東萩駅から タクシー約7分
●JR 玉江駅から 徒歩約20分
●JR 萩駅から 萩循環まぁーるバス(西回り:晋作くん)約30分

※市外からバスでお越しのお客様は、萩・明倫センター、または萩バスセンターで下車されるのが便利です。
※萩循環まぁーるバスは、萩市役所を起点に松陰神社方面をめぐる東回りと城下町方面をめぐる西回りの2つのコースがあります。美術館からは、西回りバス停「萩美術館 浦上記念館・萩城城下町入口」のご利用が便利です。
ホームページ
https://www.hum.pref.yamaguchi.lg.jp/
山口県萩市平安古町586-1
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