タイトル等
色を放つ
村山隆治展
会場
常陽藝文センター
藝文ギャラリー
会期
2024-04-02~2024-06-01
第1会場●藝文ギャラリー
前期:2024年4月2日(火)~4月27日(土)
後期:2024年5月1日(水)~6月1日(土)
第2会場●藝文プラザ
2024年4月2日(火)~5月14日
休催日
(但し毎週日・月曜日、5月3日(金)~5日(日)休館)
開催時間
AM10:00~PM5:00
観覧料
入場無料
主催者
公益財団法人 常陽藝文センター
協賛・協力等
後援:株式会社 常陽銀行
概要
公益財団法人常陽藝文センターでは郷土作家展シリーズ第287回として、「色を放つ 村山隆治展」を開催いたします。
村山隆治さんは東京藝術大学油画科在学中から実験的作品を制作していました。*ミニマルアートに影響を受けた*シェイプトキャンバスや半立体制作を経たのち、金網に力を加えることで生まれる軽やかな形を和紙で固定して彩色し、壁や空間に配置するインスタレーションに展開します。しかし素材の制約を受けることに限界を感じ、2006年の個展を最後にインスタレーション制作と訣別しました。新しい表現方法を模索する中でたどり着いたのが、子供の頃に通っていた美術教室で制作したことがあるガラス絵でした。
ガラス絵は透明な板(村山さんはアクリル板を使用)に絵を描き、完成後は裏側つまり透明な板の側から観賞します。描く順序と左右が反転するため計画的に制作されることが多い技法ですが、村山さんは最初の筆跡から導かれるままに色と絵具を置く場所を選び、直感的、即興的に制作しています。東日本大震災後は筆に代えて手指に絵具をつけて描き、身体の動きが線に直接反映されるようになりました。
村山さんはガラス絵の制作過程において色が透明な板に描かれている状態を「絵具が宙に浮いている」ととらえています。その様子は、彩色した金網を壁に掛けたり天井に吊るしたりしたインスタレーションと「空間に色を放っている」点で似ているといいます。
今展は「色を放つ」をテーマに、初期作から2006年の個展で展示した最後のインスタレーション作品、そしてガラス絵の17年の軌跡を、初めて一堂に展覧します。
公益財団法人 常陽藝文センター

*ミニマルアート…1960年代からアメリカを中心に興った美術の動向。絵画あるいは彫刻を最小限の要素に切りつめ、純粋な造形の問題を追求した。
*シェイプトキャンバス…四角形のキャンバスではなく、変形されたキャンバスのこと。ミニマルアートにおいては、物体としての絵画のあり方を提示した。
ホームページ
https://www.joyogeibun.or.jp/tenji/#shikiiki
会場住所
〒310-0011
茨城県水戸市三の丸1-5-18 常陽郷土会館内
交通案内
水戸駅北口より徒歩8分
常磐自動車道水戸ICより約20分
北関東自動車道茨城町東ICより約18分
ホームページ
http://www.joyogeibun.or.jp/
茨城県水戸市三の丸1-5-18 常陽郷土会館内
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