タイトル等
生誕130年 没後60年を超えて
須田国太郎の芸術
三つのまなざし
絵画・スペイン・能狂言
会場
世田谷美術館
会期
2024-07-13~2024-09-08
休催日
月曜日 ただし、7月15日(月・祝)、8月12日(月・振替休日)は開館し、7月16日(火)、8月13日(火)は休館。
開催時間
午前10時~午後6時
(入場は午後5時30分まで)
観覧料
一般1,400円(1,200円) 65歳以上1,200円(1,000円) 大高生800円(600円) 中小生500円(300円)
※( )内は20名以上の団体料金。事前に電話でお問い合わせください。※障害者の方は500(300)円、ただし小中高大専門学校生の障害者の方は無料。介助者(当該障害者1名につき1名)は無料(予約不要)。※未就学児は無料(予約不要)。※高校生、大学生、専門学校生、65歳以上の方、各種手帳をお持ちの方は、証明できるものをご提示ください。

オンラインチケット販売|本展では、オンラインチケットを2024年7月2日(火)正午より販売します。(クレジット決済、またはd払い)オンラインでのご購入が難しい方、アーツカード等の各種割引をご利用の方は、美術館窓口で「当日券」をご購入ください。
オンラインチケット販売サイト https://www.e-tix.jp/setagayaartmuseum/
主催者
世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)
協賛・協力等
共催|公益財団法人きょうと視覚文化振興財団
後援|世田谷区、世田谷区教育委員会
概要
洋画家の須田国太郎(1891ー1961)は「東西の絵画の綜合」という壮大なテーマを掲げ、日本の精神文化に根差した日本独自の油彩画のありかたを追求し、近代絵画史に偉大な足跡を遺しました。
京都に生まれ、幼少時代から絵画に親しんだ須田は「東洋と西洋では、なぜ絵画が異なる方向で発展を遂げたのか?」という疑問を解明するために、京都帝国大学(現・京都大学)及び同大学院で美学・美術史を学びました。大学院に在籍中には「絵画の理論と技巧」を研究テーマとし、同時に関西美術院において、デッサンを学んでいます。
1919年に28歳で渡欧し、スペインのマドリードを拠点にヨーロッパ各地を訪れ、ヴェネツィア派の色彩理論やバロック絵画の明暗法など西洋絵画の底流をなすリアリズムの表現に関心を持ち、探求しました。1923年に帰国して、日本独自の油彩画を生み出そうと制作に励み、1932年41歳の時に初個展を開催しました。これを契機として、ヨーロッパ留学中に交流のあった里見勝蔵や川口軌外の誘いにより、1934年に独立美術協会会員となりました。これ以後須田は、同協会展を中心の舞台とし、意欲作を発表していきます。骨太で生命感溢れる作品群には、会得した理論に裏付けられた風格さえ宿しています。
本展では、第1章として須田国太郎の初期から晩年までの「画家の歩み」を紹介。第2章に「旅でのまなざし」として須田自身が滞欧中に撮影した写真と関連する油絵、さらに国内の風景を描いた作品を紹介。第3章では「幽玄へのまなざし」として幼少時より親しんだ能・狂言の世界を描出した作品を展示。第4章では「真理のまなざし」として須田が造形上の芸術的真理を追究した代表的な「黒の絵画」を核とした絵画作品と、学術的な真理の追求として発表した芸術論の著作を紹介しています。また、須田がデザインに注目して蒐集した「グリコの玩具」や愛用のカメラなどの遺品も併せて展示し、須田国太郎芸術の新たな魅力を検証しています。
イベント情報
レクチャー
「須田国太郎の画業をめぐって」
講師|橋 秀文(目黒区美術館館長)
日時|8月11日(日)午後2時~3時30分(開場午後1時30分)

レクチャー
「須田国太郎の訪れたスペイン」
講師|山道佳子(慶應義塾大学文学部教授)
日時|8月24日(土)午後2時~3時30分(開場午後1時30分)

レクチャー
「須田国太郎が描いた能の世界」
講師|長山桂三(観世流能楽師 重要無形文化財総合指定保持者)
日時|9月1日(日)午後2時~3時30分(開場午後1時30分)

レクチャー
担当学芸員による展覧会解説
[友の会共催事業]
講師|池㞍豪介(本展担当学芸員)
日時|8月18日(日)午後2時~3時30分(開場午後1時30分)

レクチャーはいずれも
会場|講堂 定員|先着140人 参加費|無料
※当日午後1時より美術館エントランスにて整理券を配布
※手話通訳付き

100円ワークショップ
小さなお子様から大人の方まで楽しめる工作。
日時|7月の毎土曜、8月の毎金・土曜 午後1時~3時
会場|地下創作室 定員|一度に30人まで
参加費|1回100円 ※予約不要、随時受付
ホームページ
https://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/special/detail.php?id=sp00219
展覧会問合せ先
050-5541-8600(ハローダイヤル)
会場住所
〒157-0075
東京都世田谷区砧公園1-2
交通案内
● 東急田園都市線「用賀」駅下車、北口から徒歩17分、または美術館行バス「美術館」下車徒歩3分
● 小田急線「成城学園前」駅下車、南口から渋谷駅行バス「砧町」下車徒歩10分
● 小田急線「千歳船橋」駅から田園調布駅行バス「美術館入口」下車徒歩5分
● 美術館専用駐車場(60台、無料):東名高速道路高架下、厚木方面側道400m先。美術館まで徒歩5分
ホームページ
https://www.setagayaartmuseum.or.jp/
会場問合せ先
03-5777-8600(ハローダイヤル)
東京都世田谷区砧公園1-2
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