タイトル等
走泥社再考 前衛陶芸が生まれた時代
会場
菊池寛実記念 智美術館
会期
2024-04-20~2024-09-01
2024 前期=4.20(土) ― 6.23(日) 後期=7.5(金) ― 9.1(日)
休催日
毎週月曜日(ただし4月29日、5月6日、7月15日、8月12日は開館)
4月30日(火)、5月7日(火)、7月16日(火)、8月13日(火)、展示替え期間5月27日(月)―5月30日(木) 6月24日(月)―7月4日(木) 7月29日(月)―8月1日(木)
※最新情報は当館HPをご確認ください。
開催時間
11時~18時
(最終入館17時半)
観覧料
通常券 一般1,100円 大学生800円 小中高生500円
2回券 一般1,700円 大学生1,300円 小中高生700円
◎2回券
本展では前期と後期で展示替えを行い、さらに前期、後期内でも部分的に展示替えを行います。そのため、通常の観覧券の他に2回券をご用意しています。

◎リピート割引
半券(通常券と2回券)のご提示で、会期中1回、観覧料を割引します。料金はどちらの半券の場合も通常券の観覧料から300円引きになります。観覧券購入時に半券をご提示ください。
※割引の併用はできません。
主催者
公益財団法人菊池美術財団、日本経済新聞社
協賛・協力等
協賛=株式会社南悠商社、京葉ガス株式会社
特別協力=国立工芸館
企画協力=京都新聞
概要
本展は、前衛陶芸家集団として戦後日本の陶芸を牽引した走泥社(そうでいしゃ)の活動を検証する展覧会です。走泥社は1948年に京都の陶芸家、八木一夫、叶哲夫、山田光(ひかる)、松井美介(よしすけ)、鈴木治の5人で結成されました。その名称は中国の均窯(きんよう)の釉にみられる蚯蚓(みみず)が泥を這った跡のように曲がりくねった線状の模様、「蚯蚓走泥文(きゅういんそうでいもん)」に由来します。
入れ替わりがありながらも陶芸家に限らない多様な人材が集まった走泥社の同人たちは、敗戦によって社会の価値観が大きく揺らいだその時代を見つめ、土による新たな造形を模索しました。いわゆる器ではなく、立体造形として芸術性を追求した陶芸作品を創り出し、そのような視点を日本の陶芸に根付かせたことは走泥社の功績といえます。当時、それらの作品は「オブジェ焼」と呼ばれました。
走泥社の前衛性は50年にわたる活動期間の特に前半に認められることから、本展では結成25周年となる1973年までに焦点をあて、25年の間に同人であった42名のうち作品が残る32名の制作を通し、走泥社の活動をご覧いただきます。また、作品や資料等により同時期に展開された他の前衛陶芸活動や日本の陶芸に影響を与えた海外の制作をご紹介し、その比較も交えて、前衛陶芸が生まれた時代を振り返ります。
なお、本巡回展は3章で構成する展覧会ですが、当館では1章と2章を前期、3章を後期として会期中に展示替えを行います。
イベント情報
◎講演会1
「今、なぜ走泥社なのか」
大長智広(京都国立近代美術館主任研究員)
5月18日(土) 15時から B1展示室にて

◎講演会2
「三輪龍氣生が語る走泥社前後の青春陶芸」
三輪龍氣生(本名:龍作/十二代休雪/元同人)
聞き手=島崎慶子(当館主任学芸員)
7月13日(土) 14時から B1展示室にて

◎学芸員のギャラリートーク
いずれも土曜日、15時から。
5月11日、25日/6月15日/8月3日

◎ナイトミュージアム
ユニット「やぶかたり」によるパフォーマンス
出演=今井朋彦、矢代朝子
8月23日(金)、8月24日(土)
閉館後の展示室で体験する、文学と陶芸のコラボレーション。
今回はこれまでの朗読劇とは趣を変えて開催します。
演目等、詳細は当館HPをご覧ください。

※関連行事の予定は変更になる場合もございます。
最新情報は当館HPをご覧ください。
展示替え情報
前期と後期の展示替えの他、各期内にも展示替えを行います。
ホームページ
https://www.musee-tomo.or.jp/exhibition/index.html
会場住所
〒105-0001
東京都港区虎ノ門4-1-35 西久保ビル
交通案内
【地下鉄各駅からのアクセス】
・日比谷線・神谷町駅: 出口4bより徒歩6分
・南北線・六本木一丁目駅: 改札口より徒歩8分 (改札口を出て正面左前方のエスカレーターを乗り継いで一番上まで上がって下さい)
・南北線/銀座線・溜池山王駅: 出口13より徒歩8分
・銀座線・虎ノ門駅: 出口3より徒歩10分

【バスによるアクセス】
「神谷町駅前」下車徒歩7分
・都バス・渋88 (渋谷駅前―新橋駅前)
・都バス・橋86 (目黒駅前―新橋駅前)
・都バス・浜95 (品川車庫前―赤羽橋駅前)
ホームページ
https://www.musee-tomo.or.jp/
東京都港区虎ノ門4-1-35 西久保ビル
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索