タイトル等
COLLECTION+(PLUS) VOL.1
まなざしのあいのり
土地の声を聞く、探る、表す
会場
石神の丘美術館
会期
2024-04-20~2024-06-02
休催日
4/22(月)、5/7(火)、5/13(月)、5/20(月)、5/27(月)
開催時間
9:00~17:00
(最終入場16:30)
観覧料
一般300円/高校生以下無料(要学生証提示)
○〈花とアートの森〉共通観覧券は一般700円/高校生以下無料(要学生証提示) ○20名以上の団体は2割引になります ○75歳以上の方は5割引になります、年齢がわかるものをご提示ください ○障害者手帳の交付を受けている方は無料、介助者(1名)は5割引になります
主催者
岩手町/岩手町教育委員会/石神の丘美術館/(株)岩手町ふるさと振興公社
概要
このたび、石神の丘美術館では、当館コレクション(収蔵品)とゲストアーティストの作品をあわせて紹介するシリーズ企画をはじめます。初回となる本展では、当館コレクションより、30点からなる組写真、田村淳一郎《昭和の農村》をとりあげ、ゲストアーティストに増子博子(ますこ ひろこ/1982年宮城県生まれ、栃木県在住)を迎えます。
増子博子はさまざまな土地に暮らしながら、そこで出合ったもの、その土地に積み重なった事柄をほぐし、そこから得たことを養分とするように作品を制作しています。2020年から2023年にかけては、岩手県葛巻町に暮らし、そこで上高山兼太郎(1926-1988)の木彫り熊と出合い、東北で生まれた木彫り熊の調査・研究の深まりが作品制作へとつながってきました。
上高山兼太郎の出生地、葛巻町冬部地区は、一戸町生まれのアマチュアカメラマン田村淳一郎が若き日に通い、農村の暮らしと子どもたちの姿を捉えた場所のひとつでもあり、今に残る木彫り熊や写真作品は、昭和の一場面をそれぞれの角度から証言するものになっています。
一方で、増子博子が制作する作品には、土地に積み重なったものにそっと根をおろしつつ、時を隔て今、それを受け取る増子自身の思考や感情がたゆたうように広がる様がみられ、作品は画面内で成長を続けているかのようにも見えます。
「COLLECTION+(コレクションプラス)」と名付けられたシリーズ企画の第1弾。足し算のように、あるいは掛け算のように、作品を通じて昭和の岩手県北の暮らしや文化、それぞれの土地や人に堆積したものを見つめなおす機会となれば幸いです。
イベント情報
●増子博子アーティストトーク+木彫り熊に触れる、写す
2024年4月28日(日) 13:30~15:00
・参加をご希望の方は美術館ホールにお集まりください(予約不要)
・参加は無料ですが企画ギャラリー観覧券が必要です
・展示作品についてお話を聞きながら鑑賞後、展示している木彫り熊に触れ、毛並みをうつし取る体験をしていただきます

●トークイベント「それぞれのフィールドワーク・土地の歩き方」
2024年5月19日(日) 13:00~15:00
各々のテーマで土地を歩き、探り、表現する方々にお話をうかがいます
[出 演]増子 博子 (出品作家)
髙坂 真 (『のへの』編集人)
佐藤 嘉宏 (野生動物写真家)
岩手大学ツキノワグマ研究会
[聞き手]齋藤 桃子(石神の丘美術館学芸員)
・参加をご希望の方はホールにお集まりください(予約不要)
・座席数に限りがあり、立ち見をお願いする場合があります
・イベント参加は無料です
ホームページ
https://ishigami-iwate.jp/6205
会場住所
〒028-4307
岩手県岩手郡岩手町五日市10-121-21
交通案内
お車でお越しの場合
・東北自動車道 滝沢ICより国道4号を二戸方面へ約30分
・駐車は「道の駅・石神の丘」へ

電車でお越しの場合
・東北新幹線またはいわて銀河鉄道「いわて沼宮内駅」下車 徒歩約10分
ホームページ
https://ishigami-iwate.jp/
岩手県岩手郡岩手町五日市10-121-21
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