皆さんは対馬に生きた画家たちをご存じですか?近代以降、国境の島、ここ対馬で活動した画家は決して多くはありません。しかし、都市部の中央画壇から遠く離れたこの場所に力強く根を張って活動した画家たちがいます。彼らは教育者として美術を教えながら、自らの表現活動のために筆を握り続けました。
彼らが創作に注いだ情熱は多くの同志を集め、地域の子どもから大人たちにまで絵との触れ合いを生み出しました。本展では、彼らの作品を通して、彼らが探求した美の世界の魅力と対馬の戦後美術がどのように展開されたのかをご紹介します。
[対馬に生きた画家]
津江 篤郎
青木 秀文
藤崎 利明
[関連画家]
関野 益友
林 武
山口 長男