タイトル等
名品揃いの全50点!
小松安弘コレクションから国宝4点、重要文化財2点を展示!
正宗( まさむね)十哲(じってつ)
名刀匠正宗とその弟子たち
会場
ふくやま美術館
1階企画展示室
会期
2024-02-18~2024-03-27
休催日
月曜日
開催時間
9:30~17:00
観覧料
一般1,000円(800円) 高校生以下無料
※()内は前売りまたは有料20名以上の団体料金
※前売り券は、ふくやま美術館ミュージアムショップ、JR福山駅観光案内所、ローソンチケット [Lコード:62021] などで2月17日 (土) まで販売。前売り券販売所の詳細、観覧料の減免・割引はふくやま美術館ホームページで確認、またはふくやま美術館 (084-932-2345) にお問い合わせください。
主催者
(公財)ふくやま芸術文化財団 ふくやま美術館、福山市、日本経済新聞社
概要
正宗は、鎌倉時代末期に相模国鎌倉で活動した刀工です。正宗の作品として伝わる刀の多くには銘がありません。しかし、よく鍛えられた力強い地鉄に、のたれを主調として、ときに大きく乱れ、沸が強く付いた刃文が、正宗の特徴として高く評価されています。それまでの日本刀制作地といえば、山城国、大和国、備前国が知られていましたが、正宗は、これらの産地とは一線を画す新たな作風、すなわち相州伝を完成させたのです。
正宗の出現以後、相州伝は諸国に伝播し、各地の刀工に大きな影響を及ぼすこととなります。なかでも、山城国の来国次と長谷部国重、美濃国の兼氏と金重、越中国の江義弘と則重、石見国の直綱、備前国の兼光と長義、筑前国の左文字の十人の作には、正宗からの影響を色濃く見て取れることから、彼らを「正宗十哲」と総称するようになりました。十哲の刀工たちは、必ずしも正宗と直接の師弟関係にはありませんが、鎌倉から遠く離れた地にも、正宗の作風が影響を与え、さらに次の世代の刀工にも受け継がれていった点に、この偉大なる刀匠が打ち立てた相州伝の真価を認めることができるでしょう。
正宗をテーマとした展覧会はこれまでにも開催されてきましたが、十哲たちを特集する内容は今回が初めてです。本展では、相州鍛冶の先人たちから、相州伝を確立した名刀匠正宗、そして正宗の作風を受け継いだ諸国の刀工へと続く、相州伝の系譜をたどります。
イベント情報
■1 記念講演会「正宗の魅力について」
日時:2024年3月2日(土)14:00~
講師:三上貞直(刀匠・広島県無形文化財保持者)・原田一敏(ふくやま美術館館長)
会場:ふくやま美術館1階ホール
定員:100名(当日先着順)
聴講無料

■2 ギャラリートーク
①「いっしょに見よう!正宗十哲の刀」〔刀剣鑑賞が初めての方向け〕
日時:2024年2月25日(日)14:00~
講師:月村紀乃(ふくやま美術館学芸員)
②「もっと知りたい!正宗十哲の刀」〔刀剣鑑賞に慣れている方向け〕
日時:2024年3月16日(土)14:00~
講師:原田一敏(ふくやま美術館館長)
会場:ふくやま美術館1階企画展示室
参加費:無料(特別展観覧券が必要)

■3 日本刀を持ってみよう!
本物の刀を手に取って、鑑賞や取り扱いの方法を体験します。
日時:2024年3月3日(日)
①10:00~10:30 ②11:00~11:30
③13:30~14:00 ④14:30~15:00
会場:ふくやま美術館1階ホール
定員:各回10名 ※応募者多数の場合抽選
対象:高校生以上
参加費:無料
応募方法:往復はがきまたは市HP電子申請システム(1月12日(金)より応募開始)に「イベント名」「郵便番号・住所」「名前」「電話番号」を記入し、ご応募ください。
※1通につき1名
募集締切:2月18日(日)必着

■4 ドキュメンタリー映画「日本刀の美」上映会
日時:2024年3月9日(土)、3月10日(日)
① 9:30~ ②10:45~ ③13:30~ ④14:45~(上映時間75分)
会場:ふくやま美術館1階ホール
定員:各回100名(当日先着順)
入場料:500円
※ただし当日の特別展観覧券をお持ちの方は無料
ホームページ
https://fukuyama-museum.jp/
会場住所
〒720-0067
広島県福山市西町2-4-3
交通案内
●JR福山駅北口から西へ約400m
●山陽自動車道「福山東I.C」から車で西へ約20分
ホームページ
https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/site/fukuyama-museum/
広島県福山市西町2-4-3
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