タイトル等
「第17回 shiseido art egg」展
会場
資生堂ギャラリー
会期
2024-01-30~2024-05-26
第1期展 林田真季展 2024年1月30日(火)~3月3日(日)
第2期展 野村在展 2024年3月12日(火)~4月14日(日)
第3期展 岩崎宏俊展 2024年4月23日(火)~5月26日(日)
休催日
※毎週月曜休(月曜日が祝祭日にあたる場合も休館)
開催時間
11:00~19:00
火~土11:00 -19:00|日・祝 11:00-18:00
観覧料
無料
主催者
株式会社 資生堂
協賛・協力等
協力/株式会社 IHI、王子エフテックス株式会社(野村 在展)
概要
「shiseido art egg」は、資生堂が新進アーティストを応援する公募プログラムで、人びとの感性と多様な価値観を刺激し、新たな美の可能性を押し広げるアーティストに個展開催の機会を提供するものです。2006年にスタートして以来、延べ48名(組)の入選アーティストが個展を開催、その後も活躍の幅を広げています。

第17回目となる今回は、応募総数351件の中から、林田 真季、野村 在、岩崎 宏俊の3名を選考。独自の視点で今日の世界を見つめ、時代が抱える不安や困難に真摯に向き合い、そこから新しい価値観や美意識を表現しているかが審査のポイントとなりました。選ばれた3名は、キュレーターのサポートのもと作品テーマや表現を深めながら制作に取り組み、それぞれが一つの個展としてまとめ上げます。これまで疑いようのなかった既成概念や慣習の変化と向き合いながら、美しく健やかな社会の未来を感じさせる作品は、鑑賞者に新たな気づきをもたらすことでしょう。

3名の個展終了後には、新しい価値の創造を最も感じさせたアーティストに「shiseido art egg 賞」が授与されます。第17回の審査は、今日のクリエイティブシーンで活躍する鬼頭 健吾(美術家)、蓮沼 執太(音楽家、アーティスト)、平藤 喜久子(神話学者、國學院大學教授)の3氏を迎えて実施します。

2024年1月30日(火)~3月3日(日)
林田 真季展
林田 真季は、人間による利己的な行動が予期せぬ結果をもたらすという「意図せざる結果」の法則に着目します。そのアプローチは、リサーチに労と時間を費やすプロジェクトでもあり、テーマはイギリス沿岸部の過去のごみ埋立地の姿と日本各地の大規模不法投棄事案を問題とします。写真による視覚的ドキュメントと空間的なイメージの奥行きは、独自のインスタレーションを構成し、鑑賞者を新たな現実の考察へと導きます。

2024年3月12日(火)~4月14日(日)
野村 在展
野村在は、写真や彫刻を素地とした様々なメディウムを通して、生と死やその間に横たわるものを露わにすることを試みてきました。本展では、亡くなった人の写真を水に印刷する写真装置や、今後、数十年間において稼働し続けるパフォーマティブな作品を発表します。過去、現在、未来が交差し、アナログからデジタルへと変容する情報媒体を独自の視点で捉え、人間の本質や存在の在り方について問いかけます。

2024年4月23日(火)~5月26日(日)
岩崎 宏俊展
岩崎 宏俊は実写映像をトレースしてアニメーションを制作するロトスコープという手法に着目し、芸術表現としての可能性を探求してきました。本展では、パンデミックの影響で直接会うことの叶わなくなった人や残された風景の記録映像をトレースしています。作者はその行為が追憶であると捉え、大プリニウスが『博物誌』に記した絵画の起源、「ブタデスの娘」が離別する恋人の影の輪郭を壁に写した行為と重ね合わせます。ロトスコープを通じ、描くことや記憶の在り方を問い直す試みです。
ホームページ
https://gallery.shiseido.com/jp/exhibition/6663/
会場住所
〒104-0061
東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1階
交通案内
地下鉄銀座駅 A2出口から徒歩4分
地下鉄新橋駅 1番出口から徒歩4分
JR新橋駅 銀座口から徒歩5分
ホームページ
https://gallery.shiseido.com/jp/
東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1階
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