明治、大正、昭和…。
目まぐるしい時代のうねりの中で、可憐に、たくましく、凜と気高く生きた「少女たち」
1973年、京都にユニークな画廊が誕生しました。
「絵がよければ展示する。作家が有名か無名かは関係ない。」
思い切った決断でしたが、京都の日本画家、岡本神草や甲斐荘楠音(かいのしょうただおと)、奏テルヲら、忘れ去られようとしていた異色作家の代表作を次々と探し当て、星野画廊の名は日本中の美術愛好家に知られるようになりました。
この展覧会は、そうした星野画廊半世紀の歩みを、121点の「少女たち」からひもといていきます。