白髪一雄記念室は、今年で開室10周年を迎えます。
当記念室は、足で描く独自の技法「フット・ペインティング」により世界的な評価を得た尼崎市出身の画家、白髪一雄(しらがかずお)(1924-2008)の功績を称え、その画業を広く紹介することを目的として2013年11月1日にオープンしました。以来、多くの方々のご協力のもと、作品・資料の研究と公開に取り組んでいます。
本展では、これまでの10年間のあゆみを振り返り、白髪が市内の高校に寄贈した作品《群青》など尼崎ゆかりの市所蔵作品を中心に展示します。
併せて、隣接する美術ホール(尼崎市総合文化センター)で開催された白髪に関する企画展や、「白髪一雄発信プロジェクト」による国内主要美術館での巡回展の様子など、近年の活動を紹介します。