竹内栖鳳、横山大観、上村松園、伊東深水らの近代日本画と、魯山人の名品が一堂に!
島根県安来(やすぎ)市にある足立美術館は、1970年に実業家の足立全康(ぜんこう)氏により創設されました。現在、日本画や陶芸など2,000点に及ぶ優れたコレクションとともに、四季折々に素晴らしい表情を見せる5万坪もの日本庭園が国内外で高く評価され、人気を集めています。
本展では、足立美術館のコレクションから、竹内栖鳳、横山大観、上村松園、川端龍子(りゅうし)、伊東深水らの近代日本画40点と、北大路魯山人の陶芸や書66点をご紹介します。
近代の日本画家たちは、日本・東洋美術の伝統と、西洋美術の動向に目を向けながら、新しい日本画の世界を切りひらきました。また、美食家でもあった魯山人は、美味しい料理には相応しい食器が必要という考えから、伝統と自身の美意識にもとづく器を数多く制作しています。近代日本画や魯山人の作品をつうじて、「和の美」を見つめ直してみませんか?