「なつやすみの美術館」展は、夏休み中に美術館の収蔵作品を様々な角度から紹介し、13回目をむかえます。今年は湯浅町出身の橋本知成(はしもとともなり)さんの作品を収蔵作品とともに紹介します。
1990(平成2)年、湯浅町で生まれた橋本さんは、2017(平成29)年、金沢美術工芸大学大学院美術工芸研究科博士課程で博士学位を取得。陶を素材に独特の表情をもった作品を制作しています。2019(令和元)年にはLOEWE Craft Prize 2019のファイナリストに選ばれ、作品がヴィクトリア&アルバート美術館に収蔵されるなど、高い評価を得て活躍しています。
この展覧会では橋本さんの作品と収蔵作品を組み合わせ、見るものに働きかけてくる作品の存在のあり方を探ります。