タイトル等
ミノ・セラミックス・ナウ2004
「美濃」から「MINO」へ-世界へ発信する伝統と現代の陶芸家たち
会場
岐阜県現代陶芸美術館
会期
2004-09-04~2004-12-05
休催日
月曜日(9月20日、10月11日は開館)、9月21日、10月12日
開催時間
午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
観覧料
一般800(700)円、大学生600(500)円、小中高生 400(300)円 ※( )内は20名以上の団体料金
主催者
岐阜県現代陶芸美術館
概要
岐阜県南東部東濃地方で焼かれるやきものは“美濃焼”と呼ばれ、古くは織部、志野、黄瀬戸などの桃山茶陶を中心として華ひらいた屈指の窯業地です。
現在日常雑器の生産地として知られるこの地域の陶芸制作におけるターニングポイントは、昭和5年(1930)岐阜県可児市久々利大萱で桃山時代の志野陶片が発掘されたことといえるでしょう。それまで瀬戸産とされていた黄瀬戸や志野、瀬戸黒、織部などが美濃の地で焼かれていたことが証明され、“美濃焼”が産地ブランドとしての力を得ることになります。
戦後には、重要無形文化財保持者として第1次認定された荒川豊蔵、岐阜県陶磁器試験場の場長として勤めた五代加藤幸兵衛、クラフト運動を実践した日根野作三、安藤知山、青磁・青白磁の探求者であった塚本快示らがこの地域の陶芸発展の先駆者というべき活動をくり広げます。業界人材の育成を目的とした専門機関である、多治見工業高校、岐阜県陶磁器試験場(現セラミック技術研究所)、多治見市陶磁器意匠研究所では、地元出身者のみならず、他府県から多くの若者達が学び多方面で活躍するようになりました。
そして1986年から始まった国際陶磁器フェスティバル美濃の開催は、この地域を日本における重要な窯業地としての認知を世界中にひろめることになります。フェスティバルの開催により、世界各地の窯業地、研究機関から、やきもの王国日本において「伝統と現代が交差している場“MINO”」といった現役の窯業地としてのステータスを獲得しました。
「美濃」から「MINO(ミノ)」へ。様々なスタイルの陶芸家らが技法や様式、団体の垣根を越えて制作しその活動を発信しつづけています。
本展覧会はMINOを足がかりに、ひろく岐阜県下で活躍する作家らの作品を、「美濃陶芸の先駆者たち」「美濃焼復興」「古典から造形へ」「オブジェとクラフト」「公募展とニューウェーブ」の5部構成でご紹介いたします。
ホームページ
http://www.cpm-gifu.jp/museum/
展覧会問合せ先
Tel.0572-28-3100
会場住所
〒507-0801
岐阜県多治見市東町4-2-5 (セラミックパークMINO内)
交通案内
[お車でのアクセス]

■ 東京→小牧JCT→多治見
(東名高速、小牧JCT経由 中央自動車道)

■ 大阪→小牧JCT→多治見
(名神高速、小牧JCT経由 中央自動車道)

【中央自動車道・多治見ICから】
国道19号を土岐・中津川方面に 約5km
→ 東町1の交差点を右折

【東海環状自動車道・土岐南多治見ICから】
国道19号を多治見・名古屋方面に 約1km
→ 東町1の交差点を左折

※駐車場無料・一般車312台収容

[公共交通機関でのアクセス]

■ JR多治見駅までのアクセス方法
・東京方面… 東京→(新幹線)→名古屋→(JR中央本線)→JR多治見駅
・大阪方面… 大阪→(新幹線)→名古屋→(JR中央本線)→JR多治見駅

■ JR多治見駅から岐阜県現代陶芸美術館へのアクセス方法
①多治見市コミュニティーバス (ききょうバス)
…土・日・祝日のみ運行
料金:¥200 所要時間約25分
オリベルート「セラミックパークMINO」下車
※1日乗り放題フリーパス(300円)あり。

②東鉄バス
料金:¥270 所要時間約15分 (下車後、徒歩約10分)
・多治見駅前(南口) 東鉄バス3番乗り場より 【妻木線】もしくは【瑞浪=駄知=多治見線】のどちらかに乗車
・停留所『セラパーク・現代陶芸美術館口』下車 (バス停から施設まではバス停に取り付けられた案内板をご参照ください。)
※1. 【妻木線】で「タウン滝呂」経由の便は 停留所『セラパーク・現代陶芸美術館口』を通りませんのでご注意ください。
※2. 停留所『セラパーク・現代陶芸美術館口』は、上りと下りではバス停の場所が違いますので、ご注意ください。

③タクシー 所要時間約10分
ホームページ
https://www.cpm-gifu.jp/museum
岐阜県多治見市東町4-2-5 (セラミックパークMINO内)
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