常田泰由は、もののかたちやその組み合わせに目を向け、版画作品を中心にコラージュやアートブックなど多様な展開をしています。源馬菜穂の淡い色彩と伸びやかな筆致で描かれた風景は、私たちの記憶にある場所と繋がります。小川格が描くのは中空なもののイメージです。それは多重な意味を持ち、柔らかく画面に浮遊します。松本春崇は、「四つ」をテーマに、縄文土器のようなひもや縄の痕跡による表現で描いています。
この4名は、学校と作家と諏訪市美術館が連携する「学校連携展」を行った作家たちです。そして再び、この場所でそれぞれ新たな作品を紹介します。