タイトル等
特別企画展
朝鮮螺鈿の美
会場
大和文華館
会期
2023-11-17~2023-12-24
休催日
毎週月曜日
開催時間
午前10時~午後5時
(入館は午後4時30分まで)
観覧料
一般 630円/高校・大学生 420円/小学・中学生 無料
※20名以上の団体は相当料金の2割引で引率者1名無料
※「障がい者手帳」をお持ちの方とご同伴者1名2割引
概要
貝殻を用いて文様をあらわす螺鈿漆器は、朝鮮半島で盛んに制作されました。
高麗時代には貝を細かく切り出して菊や牡丹の唐草文様を施し、朝鮮時代には長寿や子孫繁栄などの吉祥文様や文人が好んだ詩文と絵画の組み合わせなど、多様な文様が螺鈿であらわされました。
大和文華館が所蔵する「螺鈿葡萄文衣裳箱」は、多くの実をつけて垂れる葡萄の図案が絵画を見るように巧みにあらわされた朝鮮螺鈿の優品です。昨年度修理が終わり、この度の展覧会で修理後の姿を見ていただくとともに、特別出陳作品として文様や器形が類似する同時代の螺鈿作品を拝借し、朝鮮王朝時代の螺鈿の特質に迫ります。また、館蔵品には数多くの関連する朝鮮半島を中心とした東アジアの絵画や陶磁器があるため、これらをともに展示しいたします。
貝の輝きによってあらわされた螺鈿の美しさと、豊かな文様表現の系譜をご覧ください。
(担当 瀧朝子)
イベント情報
列品解説 毎週土曜日 午後2時から(当館学芸部による)

特別講演 11月26日(日) 午後2時 講堂
「螺鈿葡萄文箱類の考察―技法について―」
韓国・国立民俗博物館 学芸員 李瓓姫氏
※オンライン講演(大和文華館講堂にて中継)

日曜美術講座 12月10日(日) 午後2時 講堂
「螺鈿葡萄文衣裳箱をめぐって」
当館学芸部課長 瀧朝子

講座 美術の窓 12月3日(日) 午後2時 講堂
連続講座 「歌麿―版画で心情の描出を試みる」
第3回「変わり続ける歌麿~青楼から市井へ、禁制下の挑戦」
当館館長 浅野秀剛
会場住所
〒631-0034
奈良県奈良市学園南1-11-6
交通案内
近鉄奈良線 学園前駅下車、南出口より徒歩7分、無料駐車場あり
ホームページ
https://www.kintetsu-g-hd.co.jp/culture/yamato/
奈良県奈良市学園南1-11-6
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