美術館に動物園ができました。とぼけた表情の動物達はみんな紙でできています。紙の動物園へようこそ。
切る、折る、たたむことによって様々な表情を見せる紙。岩手県宮古市出身の田代耕司さんは、シンプルなデザインでありながらアイディアに満ちた紙の造形・ペーパークラフト作品を発表しています。本展では、「紙の動物園」という副題のもと、手のひらサイズの小さな動物から、大きな動物まで様々な動物の特徴をとらえたユーモラスな作品をご紹介します。
また、全国の学校、美術館などでワークショップを開催し、造形指導にもあたっておられる田代さんの指導で当館でもワークショップを開催いたします。
紙という身近な素材が、手と簡単な道具だけで思いがけない立体になる驚きを親子で楽しめる展覧会です。