タイトル等
青山真治 監督特集 in 仙台 2023
@せんだいメディアテーク
会場
せんだいメディアテーク
7階スタジオシアター(180席)
会期
2023-02-25~2023-02-26
やむを得ず内容の変更・中止となる場合があります(最新情報はウェブサイトをご覧ください)。
開催時間
(各回とも上映の15分前に開場予定)
観覧料
A・C・D・Eプログラム 一般:1500円/学生証・障害者手帳等提示:1000円
爆音上映(B)プログラム 一般:2500円/学生証・障害者手帳等提示:1500円
当日券のみ(2日間とも9:30から当日回の入場整理券を配布予定)

爆音上映とは、音楽ライヴ用の音響装置を使い、ボリュームも限界まで上げ大音響の中で映画を見る/聴く試み。boid主宰の樋口泰人氏が2004年に吉祥寺バウスシアターで始め、近年は全国で爆音映画祭が行われている。大音響で視覚体験が変わるだけでなく、大音響でなければ聞こえてこなかった、映画に刻まれたかすかな音に耳を澄ます、大胆かつ繊細な上映方式。
主催者
せんだいメディアテーク/仙台短篇映画祭実行委員会
協賛・協力等
協力:フォーラム仙台/ boid / WOWOW /読売テレビ/カルチュア・エンタテインメント/ブランディッシュ/カズモ/アテネフランセ文化センター/大橋咲歩 /田村尚子
概要
2022年3月21日に57歳の若さで逝去した青山真治監督。『EUREKA ユリイカ』(2001年)でカンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞・エキュメニック賞を受賞、同作ノベライズが三島由紀夫賞を受賞、それとあわせて《北九州サーガ》と呼ばれる『Helpless』『サッドヴァケイション』、同名の芥川賞受賞作を原作とした『共喰い』、最後の劇場公開作『空に住む』まで数々の映画を制作、さらには、音楽、文学、演劇など幅広い分野で優れた才能を発揮した。また、せんだいメディアテークや仙台短篇映画祭との親交など、この地との関わりも深い。現代日本映画を扉を開いた一人である青山監督の作品を、今日貴重となったフィルム上映もふくめ可能な限りスクリーンで見る特集。

A 2/25[土] 10:30-13:00
路地へ
中上健次の残したフィルム
64分/2001年/35ミリフィルム上映
『岬』『枯木灘』『千年の愉楽』などで知られ、被差別部落出身でその場所を〈路地〉と呼んで作品を書き続けた小説家・中上健次。彼が生前撮影していたフィルムをもとに、映像作家・井土紀州がその地を訪れ、中上の作品を朗読する。撮影は田村正毅、音楽は大友良英と坂本龍一。

あじまぁのウタ
上原知子―天上の歌声
88分/2002年/35ミリフィルム上映
1977年の結成以来〈沖縄ポップ〉を代表するりんけんバンドのヴォーカル、上原知子の姿をおさめた映画。ライブだけではなく、照屋林賢とのレコーディング風景といった彼女の日常の音楽生活は、その歌声のようにのびやかである。

B 2/25[土] 14:00-19:00 (爆音上映)
EUREKA ユリイカ
217分/2001年/DCP上映(オリジナル:35ミリフィルム)/英語字幕(English Subtitles)
九州の田舎町で起きたバスジャック事件から2年後。心に深い傷を負いつつも生き残った3人―運転手の沢井(役所広司)、直樹(宮﨑将)と梢(宮﨑あおい)の兄妹たちは再び出会う。従兄の秋彦(齊藤陽一郎)も加わり、沢井の運転するバスで旅に出るが......。

C 2/26[日] 10:30-13:00
月の沙漠
131分/2001年/35ミリフィルム上映
ITベンチャーの経営者として時代の寵児となった永井(三上博史)。しかしその実、会社は倒産の危機、妻(とよた真帆)や子には逃げられる。ITバブル後の社会を予言したかのようでもあり、仲間や家族、人の孤独といった普遍の問いをめぐる、鋭くもあたたかい眼差し。

D 2/26[日] 14:00-17:00
私立探偵濱マイク
名前のない森 [映画版]
71分/2002年/35ミリフィルム上映
探偵のマイク(永瀬正敏)は、自己啓発セミナーにのめりこんだ娘(大塚寧々)を連れ戻してほしいという依頼を受け、山荘へ向かう。林海象監督による同名映画から派生したテレビドラマの一作だが、今回上映するのはベルリン映画祭に出品された長尺版。

赤ずきん
(Le Petit Chaperon Rouge)
35分/2008年/35ミリフィルム上映/フランス語
音声・日本語字幕
デルフィーヌ(ジュディット・セムラ)は銃を手に〈あるもの〉を探しにでかけるが、そこに待ち受けていた老人(ルー・カステル)に捕まってしまう。パリ郊外のジュヌヴィリエで撮影され、未ソフト化・未配信ながら、映画評論家・蓮實重彦氏が〈知られざる傑作短編〉と謳った一作。

E 2/26[日] 18:00-20:30
FUGAKU1:犬小屋のゾンビ
FUGAKU2:かもめThe Shots
FUGAKU3:さらば愛しのeien
31分+41分+46分/2013-2015年/BD上映(オリジナル:デジタル)
多摩美術大学在任中に学生らとともに制作した連作短編。山奥の湖畔で映写技師と不可思議な教授(青山氏)が映画/生ける屍を問う第1作、舞台制作を下敷きに、とよた真帆らの演技が光る第2作、そして、キャンパス内での銃撃戦と教師/作家/人としての青山氏が垣間見える第3作。
イベント情報
託児サービス(事前申込)
託児サービス(生後6カ月から未就学児まで/無料)があります。ご希望の方は、下記の事項をご記入の上、2月16日(木)までにEメール又はファクスでお申し込みください。なお、申込多数の場合は抽選となります。(1)希望プログラム/(2)申込者氏名/(3)住所/(4)携帯電話番号/(5)メールアドレス/(6)お子様の氏名・年齢(月齢まで)
ホームページ
https://www.smt.jp/archive/event/2022/10131164.html
展覧会問合せ先
せんだいメディアテーク
電話 022-713-4483
ファクス 022-713-4482
Eメール office@smt.city.sendai.jp
会場住所
〒980-0821
宮城県仙台市青葉区春日町2-1
交通案内
地下鉄
南北線 勾当台公園駅下車、「公園2」出口から徒歩6分(約450メートル)。
東西線 大町西公園駅下車、「東1」出口または「西1」出口から徒歩13分。
東西線 青葉通一番町駅下車、「北1」出口から徒歩15分。

バス
仙台市営バス 仙台駅前-60番(仙台TRビル前、地下鉄仙台駅「中央2」出口前)のりばから 「定禅寺通市役所前経由 交通局大学病院」行き (系統番号がJまたはXで始まるバス) で約10分、メディアテーク前下車。

徒歩
仙台駅より約20分 (約1.8キロメートル)。

タクシー
仙台駅西口タクシー乗り場から約7分。


東北自動車道 仙台宮城ICから約10分 (約5.3キロメートル)。

航空機
仙台空港アクセス鉄道・仙台空港駅から仙台駅まで約25分

自転車・バイク
駐輪場と臨時駐輪場の2つがあります。
ホームページ
https://www.smt.jp/
会場問合せ先
022-713-4483
宮城県仙台市青葉区春日町2-1
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