タイトル等
村田コレクション受贈記念
西洋工芸の美
会場
日本民藝館
会期
2023-09-14~2023-11-23
休催日
月曜休館(祝日の場合開館し、翌日休館)・展示替期間は休館
開催時間
10:00~17:00
(入館は閉館30分前まで)
観覧料
一般1200円、大高生700円、中小生200円
概要
1960年代から始まった村田新蔵(しんぞう)氏(1930-2008)と洋子(ようこ)氏(1931- )の西洋工芸を中心とする蒐集活動。そのコレクションは主に13世紀から19世紀までの民衆が用いた陶器、ガラス、金工、木工などで形成されています。
全体の核をなす陶器は、日本で人気を博すスリップウェアなどの英国古陶、イスラムの影響が顕著なラスター彩などのスペイン陶器、そしてライン炻器(せっき)として知られるドイツの水注類、生き生きとした絵付けやプリミティブな姿形が目を引くオランダの焼物、その他ヨーロッパ各地の器物で占められています。ガラス部門ではレーマー杯などの森林ガラスやエナメルで彩られた愛らしい文様の瓶などがあり、見逃すことができません。金工品は鍛冶職人の手による暖炉周辺の道具、ナイフや鋏など身辺の品々、ピューターによる皿や注器類が魅力的です。特筆すべきは、豊富な意匠を誇る鍵と錠のまとまった蒐集品が含まれていることでしょう。くわえて、生活道具として製作された各種の木工品を蔵し、中でも近年関心が高まっているウィンザーチェアやラッシュ張りの椅子類は、多くの優品を有しています。
今展は2022年秋に洋子氏と長女・和田安理子(あんりこ)氏から受けた、800点を越える村田コレクションの寄贈を記念して開催するものです。新藏、洋子両氏が生涯をかけて蒐めた西洋工芸の精華、その中からさらに厳選した約300点の優品によって、西洋工芸の美を広く紹介します。
イベント情報
記念講演会 演題「西洋工芸」
|講師・金沢百枝(多摩美術大学美術学部芸術学科教授)
|11月11日(土) |料金・300円(入館料別、要電話予約)

| 西館公開日(旧柳宗悦邸)・会期中の第2水曜、第2土曜、第3水曜、第3土曜(開館時間 10:00-16:30、入館は16:00まで)
ホームページ
https://mingeikan.or.jp/exhibition/special/?lang=ja
会場住所
〒153-0041
東京都目黒区駒場4-3-33
交通案内
電車をご利用の場合
・京王井の頭線「駒場東大前駅」西口から徒歩7分
・小田急線「東北沢駅」南口から徒歩15分

バスをご利用の場合
※バスは本数が少ないためご利用の際はご注意ください。
・渋谷駅西口バス乗り場より
東急バス
渋55系統 代々木上原・東北沢経由幡ヶ谷折返所行き
「代々木上原」下車 徒歩8分

お車をご利用の場合
・駐車台数に限りがございますので(3台)、なるべく公共の交通機関をご利用願います。
・環状6号線(山手通り)の三叉交差点(東大裏門付近、ガソリンスタンド有り)を東北沢方面へ向かう道に入り、上原二丁目の信号機を左折、突き当たりを右折しますと間もなく右側にあるのが日本民藝館、左側が駐車場となっております。
・周辺道路が狭く一方通行のため、通行は中型バスまでが可能です。大型バスでお越しの際は事前にご連絡下さい。
ホームページ
https://www.mingeikan.or.jp/
東京都目黒区駒場4-3-33
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