タイトル等
2022年度 コレクション展3
〔常設展示室1〕もじのちから
〔常設展示室2〕讃岐漆芸ってなんだ?~技法と風景~
会場
高松市美術館
1階常設展示室
会期
2022-11-16~2022-12-25
休催日
月曜日
開催時間
午前9時30分~午後5時
(ただし、特別展開催期間中(11月12日~12月25日の金曜日・土曜日は、午後7時まで)
観覧料
【一般】 200円(160円)
【大学生】150円(120円)
【65歳以上・高校生以下】無料
※( )内は20名以上の団体料金
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳所持者(または障害者手帳アプリ「ミライロID」提示)は入場無料
※高松市キャンパスメンバーズ制度加盟大学等の学生証所持者は無料
※共通定期観覧券
共通定期観覧券をご利用になると、高松市美術館及び高松市塩江美術館主催の展覧会を、購入日から1年間何度でも鑑賞できます。
令和2年5月5日から令和3年5月3日(臨時休館の前日)までに「共通定期観覧券」を購入した方は、有効期間が延長されます。
販売場所:高松市美術館1階受付及び高松市塩江美術館
販売価格:1枚3,000円(65歳以上 1枚1,500円)
※持参されたご本人のみ有効です。
※他の割引との併用はできません。
※ご購入の際、65歳以上の方は、長寿手帳等、年齢が確認できるものをお持ちください。
主催者
高松市美術館
概要
〔常設展示室1〕もじのちから
アート作品には、しばしば文字が登場します。文字はあらゆる役割を担いながら作品の世界を拡張させます。
西洋においては、シュルレアリスムの画家ルネ・マグリットがパイプの絵の下に「これはパイプではない」という言葉を添えて、絵に描かれたものは単なるイメージにすぎないことを改めて示しました。その後も、文字はポップ・アートなどでも頻繁に用いられ、コンセプチュアル・アートでは概念を伝える言葉として多用されます。制作する日の日付を絵画化した河原 温の《NOV.18,1987》もコンセプチュアル・アートに位置づけられるものです。
一方、日本では掛け軸や絵巻において、絵と文字は共に描かれてきました。村上 隆や山口 晃の作品は、そのような日本の伝統的なスタイルに倣いながら描かれたものです。さらに、福田 美蘭の《春景山水図》などは、雪舟の作品から感じられる風の音などを文字として描きこんだ作品で、文字の形が音や声そのものを表しているようです。
本展覧会ではこの他に、デザイナーから画家へ転身した横尾 忠則によるポスターや絵画作品、言葉が溢れる街を表現した照沼 敦朗のアニメーション作品などをご紹介します。

〔常設展示室2〕讃岐漆芸ってなんだ?~技法と風景~
香川の伝統工芸として知られる讃岐漆芸(さぬきしつげい)。ですが、漆ってどのような素材なのか、讃岐漆芸でよく言われる三技法「存清(ぞんせい)・蒟醤(きんま)・彫漆(ちょうしつ)」って何なのか、知らない人や忘れてしまった人もいるでしょう。これらの技法は江戸時代末期の漆芸家・玉楮 象谷(たまかじ ぞうこく)が異国の作品などを参考にしながら生み出したもので、用いる技法によって作品の趣も異なります。もちろん、技法のことなどを知らずとも作品を見て楽しむことはできますが、知ることで作品の見方が変わるかもしれません。
また、これらの技法を用いて讃岐の風景を表現した作品もあります。たとえば、蒟醤の技法で人間国宝となった磯井 如真(いそい じょしん)の《乾漆蒟醤水指 瀬戸内海之圖(かんしつきんまみずさし せとないかいのず)》は五剣山や塩田、屋島の姿を水指の周りに描き出しており、同じく人間国宝の太田 儔や磯井 正美の作品にも讃岐富士や屋島の姿を見ることができます。
本展覧会では、讃岐漆芸の技法をご紹介するとともに、讃岐の風景をとらえた作品も展示します。香川の誇る讃岐漆芸の世界をお楽しみください。
イベント情報
ギャラリートーク
開催日時:
2022年11月19日(土曜日)午後2時~
会場:
1階常設展示室
聴講料:
無料(ただし観覧券は必要です)
ホームページ
https://www.city.takamatsu.kagawa.jp/museum/takamatsu/event/exhibitions/exhibition_2022/collection_2022/da_20221116.html
会場住所
〒760-0027
香川県高松市紺屋町10-4
交通案内
■ 車で
高松中央ICから
県道43号線を北へ約4km、県道155号を西へ約1km、国道11号を北へ約1km 美術館通りへ

高松西ICから
県道178号を北へ約2km、国道11号を東へ約4km、上天神交差点を北に約4km 美術館通りへ

■ 飛行機で
高松空港から
高松空港リムジンバス 「兵庫町」下車 約30分 750円 徒歩約4分

■ 電車で
JR 高松駅から
徒歩約15分 中央通りを南へ

ことでん 片原町駅から
徒歩 片原町商店街、丸亀町商店街を約10分

■ バスで
・JR高松駅から ショッピング・レインボー循環バス西廻り
「紺屋町」下車 150円 徒歩約3分

・JR高松駅から 東方面下り、南方面下りほか(通勤特急など除く)
「紺屋町」下車 150円 徒歩約3分

・JR高松駅から まちバス
「丸亀町参番街」下車 100円 徒歩約3分

・高速バス
「県庁通り」下車 徒歩 約8分 中央通りを北へ

■ 自転車・バイクで
無料地下駐輪場
美術館通り(美術館北側の通路及び、美術館西側の通路) からスロープを下った位置に入口がございます。
ご利用時間は、美術館の開館時間に準じます。
大型二輪でお越しの方は、駐輪場をご利用いただけません。受付までお申し出下さいませ。
ホームページ
https://www.city.takamatsu.kagawa.jp/museum/takamatsu/
香川県高松市紺屋町10-4
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