3つの収集方針(「20世紀の人間像」、「現代版画」、「徳島ゆかり」)にそって多彩なコレクションを展示。新収蔵作品もお披露目します。特設展示(「徳島ゆかりの日本画家 幸田暁冶」、「新収蔵の版画 秋岡美帆と黒崎彰」)や現代版画コーナー(シャガール、フォロン)などは、順次展示替をしながら紹介します。
■特設展示
「徳島ゆかりの日本画家 幸田暁冶」(7月9日[土]-9月4日[日])
幸田暁冶(1925-75年)は、戦後の京都画壇に鮮烈な印象を与えた徳島ゆかりの日本画家です。動物や人物を描き、日展などで活躍。次世代のホープと目されましたが、結核のため50歳の若さで亡くなっています。このコーナーでは、本館コレクションのなかから、彼の作品をまとめてご覧いただきます。
「新収蔵の版画 秋岡美帆と黒崎彰」(9月6日[火]-11月6日[日])
関西を拠点に、版画表現で一時代を築いた秋岡美帆(1952-2018)と黒崎彰(1937-2019)の作品や資料を公開。秋岡の作品は、自然の光を捉えた美しい大画面の作品をお楽しみいただきます。黒崎は、浮世絵の刷り師との共同制作による多色木版画を展開。その制作の秘密に触れる版木と合わせて紹介します。
■20世紀の人間像
■現代版画
マルク・シャガール 1(7月9日[土]-8月7日[日])
マルク・シャガール 2(8月9日[火]-9月11日[日])
ジャン=ミシェル・フォロン(9月13日[火]-10月10日[月・祝])
マックス・エルンスト(10月12日[火]-11月6日[月・祝])
■徳島ゆかりの美術
このほかに、美術館ロビー、屋外展示場、彫刻の小径に展示します。
・都合により内容が変更になる場合もあります。