郷土作家コーナー:「1960年代以降の北九州洋画」
これまでの戦前、戦後の北九州洋画の展示につづき、北九州ゆかりの洋画から1960年代以降の作品を中心に特集展示します。
芦馬治雄「クィーンのひめごと」、一木平蔵「狭められた土地」、大庭勝郎「花」など
近代美術コーナー:
クロード・モネ「睡蓮、柳の反影」、ピエール=オーギュスト・ルノワール「麦わら帽子を被った女」など西洋近代絵画を展示します。また、日本近代洋画の中から、児島善三郎「蘇鉄のある風景」、海老原喜之助「窓(カンヌ)」、片多徳郎「晩秋」などの風景画を中心に紹介します。
東洋美術コーナー:「北九州ゆかりの日本画家、藤田隆治と稗田一穂」
北九州ゆかりの日本画家として、北九州の日本画家育成に足跡を残した藤田隆治と稗田一穂の作品を特集展示します。
現代美術コーナー:
新収蔵作品紹介のほか、現代美術の収蔵品の中から日本人作家の作品を展示します。新収蔵作品からは辰野登恵子の油彩「Work89-p-30」、植松奎二の写真「見ること―風景Ⅳ」、ヤノベケンジのライトボックス「アトムスーツ・プロジェクト 保育園4 チェルノブイリ」、その他、荒川修作のコラージュ作品「底なし No.1」など
テーマコーナー:「森山安英の絵画」
1960年代末に過激な反芸術活動を繰り広げていた集団「蜘蛛」の中心メンバーである森山安英が、長い沈黙期間を経た後、1980年代末から取り組みはじめた絵画作品を紹介します。