タイトル等
生誕100年
清水九兵衞 / 六兵衞
京都に生きた陶芸家にして彫刻家、初の回顧展
会場
千葉市美術館
会期
2022-04-13~2022-07-03
{前期}4月13日[水] ― 5月22日[日] {後期}5月24日[火] ― 7月3日[日]
※内容やイベントが変更になる場合があります。最新の状況はホームページをご確認ください。
休催日
5月2日[月]、6月6日[月] ※休室日5月23日[月]、6月20日[月]
開催時間
10:00~18:00
(金・土曜日は20:00まで) ※入場受付は閉館の30分前まで
観覧料
一般=1,200円(960円) 大学生=700円(560円) 小・中学生、高校生=無料
※障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料
※( )内は前売り、市内にお住まいの65歳以上の方の料金
※前売り券は、ミュージアムショップまたはローソンチケット(Lコード:32529)、セブンイレブン(セブンチケット)、千葉都市モノレール「千葉みなと駅」「千葉駅」「都賀駅」「千城台駅」の窓口にて4月12日まで販売(4月13日以降は当日券販売)

◎リピーター割引=チケット(有料)半券のご提示で、2回目以降の観覧料半額
◎ナイトミュージアム割引=金・土曜日の18:00以降は観覧料半額
◎本展チケットで5階常設展示室「千葉市美術館コレクション選」もご覧いただけます
※割引の併用はできません
主催者
千葉市美術館 京都国立近代美術館
協賛・協力等
{協力}株式会社キヨロク
概要
生誕100年を記念して、彫刻と陶芸という二つの表現領域で活躍した清水九兵衞/六兵衞(1922-2006)の初めてとなる回顧展を開催します。
清水は、塚本竹十郎の三男として1922年に名古屋に生まれました。幼名は廣(後に洋、裕詞)。名古屋高等工業学校建築科を繰り上げで卒業後、招集され沖縄での戦いに赴きます。復員後、東京美術学校付属工芸技術講習所ならびに東京藝術大学工芸科鋳金部で学び、1951年に京焼を代表する名家である六代清水六兵衞の養嗣子となり陶芸の道に進みました。1950年代から60年代にかけては、日展に出品して特選を連続して受賞するなど陶芸家としての高い評価を得る一方でクラフト作品の制作にも熱中します。しかし陶芸家としての評価が高まるなかで、「もの」と周囲の空間に対する関心が深まり、1966年に初めて彫刻作品を発表。1968年に「九兵衞」を名乗り、陶芸制作から離れ、アルミニウムを主な素材とする彫刻家として精力的に活動していきます。その作品は、構造と素材、空間などとの親和(アフィニティ)を追求したもので、日本各地に設置された彫刻からもその創作意識を窺うことができます。
清水は、1980年の六代六兵衞の急逝を受けて七代六兵衞を襲名しましたが、陶芸作品による襲名披露展は1987年まで待たなくてはなりませんでした。七代六兵衞としての作品は、土という素材の性質や焼成によるゆがみを意図的に用いたものであり、そこで得られた経験を、陶とアルミを組み合わせた作品や最晩年の和紙やクリスタルガラスによる作品群に生かし、九兵衞/六兵衞としての新たな造形を示しました。
本展では、清水の九兵衞以前の陶芸作品、九兵衞としての彫刻作品、七代六兵衞としての陶芸作品のほか、清水自身が撮影した写真作品、彫刻制作のための図面やマケットなど、約170件の作品および関連資料を通じて、立体造形作家としての生涯を回顧します。
イベント情報
展覧会関連イベント/
対談 「九兵衛さんが住んでいた街―京都・五条坂今昔―」(事前申込制)
4月29日[金・祝] 14:00~ (13:30開場予定)
出演/
八代清水六兵衛(陶芸家)、鷺珠江(河井寛次郎記念館学芸員、河井寛次郎令孫)
11階講堂にて/定員80名/聴講無料
※詳細、申込方法は美術館ホームページをご確認ください。

トークイベント 「戦後抽象彫刻と清水九兵衛」
5月28日[土] 14:00~ (13:30開場予定)
出演/
石崎尚(愛知県美術館学芸員)、菊川亜騎(神奈川県立近代美術館学芸員)、田村麗恵(東京都庭園美術館学芸員)、森啓輔(当館学芸員)
11階講堂にて/先着80名(当日12:00より1階にて整理券配布)/聴講無料

さや堂ホール関連展示アーティストトーク
6月25日[土] 14:00~ (13:30開場予定)
出演/
北林加奈子(彫刻家)、桑名紗衣子(彫刻家)、土屋裕介(彫刻家)、藤原彩人(彫刻家)、森啓輔(当館学芸員)
11階講堂にて/先着80名(当日12:00より1階にて整理券配布)/聴講無料

陶器市2022 @千葉市美術館
5月22日[日] 11:00-16:00
京都や栃木(益子町)、千葉ほかで活躍する作家による、日常で使える茶碗やお皿などの陶器やアクセサリー類を販売します。
1階さや堂ホールにて/入場無料
※混雑時には入場規制を行う場合があります。

市民美術講座/
「清水九兵衛の生涯1:やきものの街の彫刻家」
講師:藁科英也(当館上席学芸員)
4月23日[土] 14:00~ (13:30開場予定)

「清水九兵衛の生涯2:九兵衛と七代六兵衛」
講師:藁科英也(当館上席学芸員)
5月14日[土] 14:00~ (13:30開場予定)

「清水九兵衛が追い求めた彫刻」
講師:森啓輔(当館学芸員)
6月11日[土] 14:00~ (13:30開場予定)
いずれも11階講堂にて/先着80名(当日12:00より1階にて整理券配布)/聴講無料

さや堂ホール関連展示ワークショップ/
「石膏で抽象彫刻を作ろう さや堂ホールを型取る」(事前申込制)
講師:桑名紗衣子(彫刻家)
6月5日[日] 14:00~ (13:45開場予定)
4階市民アトリエにて/定員15名
対象:高校生以上/要参加費
※詳細、申込方法は美術館ホームページをご確認ください。

託児サービスデー(事前申込制)/
子育て中の方も、安心してゆっくりと美術鑑賞をお楽しみください。保育士の資格を持ったベビーシッターがお子さまをお預かりします。
5月22日[日] 13:00-16:00
※詳細、申込方法は美術館ホームページをご確認ください。

「生誕100年 清水九兵衛/六兵衛」展 さや堂ホール関連展示___
清水宏章「朱」
京都を中心に活躍する陶芸家・清水宏章による車での初個展。辰砂釉を使用した赤い器物の最新作を祖父・清水九兵衛の彫刻作品とともに展観します。
{前期}4月13日[水]-5月19日[木]
《休館日》5月2日[月] 《観覧料》無料
《会場》1階さや堂ホール

インクルーシブ・サイト ―陶表現の現在
陶を主な素材とする彫刻家4人によるグループ展。さや堂ホールの広大な空間の中で清水九兵衛が追求した「アフィニティ(親和)」の現代的意義に迫ります。
《出品作家》藤原彩人、北林加奈子、桑名紗衣子、土屋裕介
{後期}5月27日[金]- 7月3日[日]
《休館日》6月6日[月] 《観覧料》無料
《会場》1階さや堂ホール
展示替え情報
※会期中、前後期で陶芸・彫刻作品、野外彫刻関連資料の一部展示替えを行います。
ホームページ
https://www.ccma-net.jp/exhibitions/special/22-4-13-7-3-2/
会場住所
〒260-8733
千葉県千葉市中央区中央3-10-8
交通案内
[JR千葉駅東口より]
■徒歩約15分
■千葉都市モノレール県庁前方面行「葭川(よしかわ)公園駅」下車 徒歩5分
■京成バス(バスのりば7)より大学病院行または南矢作行にて「中央3丁目」下車 徒歩2分
■JR千葉駅へは東京駅地下ホームから総武線快速千葉方面行で約42分

[京成千葉中央駅東口より]
■徒歩約10分

[東京方面より車では]
■京葉道路・東関東自動車道で宮野木ジャンクションから木更津方面へ、貝塚IC下車、国道51号を千葉市街方面へ約3km、広小路交差点近く

*地下に、区役所と共用の機械式駐車場があります。(無料)
車高155センチを超える車の駐車スペースが少ないため、お待ちいただくことがあります。
混雑時はご不便をおかけすることもありますので、公共交通機関でのご来館をお願いします。
ホームページ
https://www.ccma-net.jp
千葉県千葉市中央区中央3-10-8
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