タイトル等
企画展
GOLD―永遠の輝きを探しに―
日本に花開いた黄金文化の、褪せることなく煌めく永遠の輝き。
会場
林原美術館
会期
2022-04-16~2022-06-19
休催日
月曜日休館(祝日等休日の場合は翌日) ※5月3・4・5日は開館いたします。
開催時間
10時~17時
(入館受付は16時30分まで)
観覧料
一般500円 高校生300円 小・中学生無料
友の会会員、学校メンバーズ加入団体、障がい者手帳提示の方・付添者▶無料
団体(20名様以上)、シルバーカード提示の方▶2割引
主催者
林原美術館
協賛・協力等
後援 岡山県郷土文化財団、山陽新聞社、RSK山陽放送
概要
貴金属のGoldは「全(きん・こん・かね)」や「黄金(おうごん・こがね・くがね)」と読み書き、古今東西の人々を惹き付ける魅惑の金属です。その唯一無二の輝きは富や権力の象徴となり、年月を経ても変化しない不変性は、不老不死への憧れとともに神聖視されました。また金属として精製や加工が容易なことから、様々な工芸品へ使用され、その魅力を高めてきました。
「九鬼正宗」の号を持つ国宝の短刀には、桃山時代の有力大名たちに重用された金工師・埋忠寿斎によって作られた金無垢の鎺(はばき)が付属しています。さらに外装の拵には金粉を蒔いた梨子地の鞘に、西条松平家の家紋を金と銀で蒔絵を施し、金無垢の目貫は三匹の獅子が戯れる様子を繊細に容彫(かたぼり)しています。こうした「金」を惜しみなく使用した豪華な御刀は、徳川御三家の紀州家に連なる家格の良さならではの威容を現在に残しています。
また、質実剛健と呼ばれた家風の岡山藩池田家においても、金を紙よりも薄く伸ばして貼り合わせた金箔地に緑が鮮やかな竹林を描いた屏風絵、文殊菩薩が騎乗する獅子を表現した金泥の能面、金糸や金箔が使われた能装束など、華やかな大名文化を見ることができます。
本展では将軍、池田家のお殿様やご婦人たちの書画、能装束や能面、雛道具、寝具など岡山藩主池田家に伝来した文物を中心に、刀装具や甲冑、陶磁器や調度品など日本の風土に花開いた様々な黄金文化をご紹介いたします。
日本に花開いた黄金文化の、褪せることなく煌めく永達の輝きを探しにご来場くださいい。
イベント情報
お茶会「初風炉の茶会」
令和4年5月8日(日)
10時~16時25分(お茶席最終受付15時25分)
毎年ご好評を頂いております「お茶会」のご案内です。初夏を迎え、冬の間使用していた炉を閉じて、風炉へと茶室のしつらえも変わります。今回は風薫るさわやかな時期、展覧会に合わせた「初風炉の茶会」で皆様をお待ちしております。
場所:林原美術館内茶室「竹明庵」
亭主:石田 宗祥氏(速水流)
定員:50名(要予約)
参加費:1,200円(入館料別途・2割引)

講演「輝くお城・岡山城の金箔瓦」
令和4年5月29日(日)
13時30分~15時
岡山城の古の姿を物語る金箔瓦を中心に、お城の特徴や令和の大改修のポイントなどをご紹介いただきます。
出演:小野田 伸氏〔岡山市観光振興課 学芸員(岡山城担当)〕
場所:林原美術館内ロビー
定員:30名(要予約)
参加費:無料(入館料別途必要)

講演 ギャラリートーク
会期中の毎週土曜日14時から学芸員によるギャラリートークを行います。
※お申込みは不要で、当日自由にご参加いただけます。

新型コロナウイルス感染症の状況により、開催内容の変更、延期もしくは中止となる場合がございますので、事前に当館のホームページ等でご確認をお願いします。
ホームページ
http://www.hayashibara-museumofart.jp/data/691/exhibition_tpl/
会場住所
〒700-0823
岡山県岡山市北区丸の内2-7-15
交通案内
■JR岡山駅から 徒歩25分
■岡電バス/ 岡電高屋行 県庁前下車 徒歩3分
■宇野バス/ 瀬戸駅前行・四御神行 県庁前下車 徒歩3分
■市内電車/ 東山行 県庁通下車 徒歩7分
■循環バスめぐりん/ 県庁線、県庁・京橋線(Cルート) 県庁前下車 徒歩3分
ホームページ
https://www.hayashibara-museumofart.jp/
岡山県岡山市北区丸の内2-7-15
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索