脊振山地や多良岳、広大な佐賀平野やクリークなど、私たちの身の回りの自然にはたくさんのいきものがいます。しかし、これら私たちと暮らす身近ないきものであっても目にしたことがない、よく知らない存在も多いのではないでしょうか。
この展覧会では、佐賀県で15年ぶりに記録されたヤマネ、絶滅してしまったニホンカワウソなど陸生哺乳類標本約30点、日本で佐賀県のみ分布が確認されているサクラジマイノデなど植物標本約10点、人との関係が深いオオウラギンヒョウモンなど昆虫標本約40点の他、最大全長約10mのサメであるカルカロクレスの歯や、牙を持つ海鳥の骨質歯鳥など約4000万年前~1800万年前(新生代)に暮らしていた過去のいきものの化石約250点を揃えて、佐賀のいきものの多様性や生態、私たちとの関わりについて紹介します。
ぜひご来館ください。