タイトル等
コレクション企画展示
没後20年 関口俊悟の親密世界
会場
神戸市立小磯記念美術館
会期
2022-03-19~2022-05-29
休催日
月曜日(ただし3月21日は開館)、3月22日
開催時間
10時~17時
(入館は閉館の30分前まで)
観覧料
一般 200円(160円)
大学生 100円(50円)
高校生以下 無料
※( )内は30名以上の団体料金
※大学生・高校生・中学生は学生証などの提示が必要
※神戸市在住の65歳以上の方は、年齢と住所が確認できるものをご提示いただくと無料
※障がい者手帳またはスマートフォンアプリ「ミライロID」などのご提示で無料
※「神戸ゆかりの美術館」「神戸ファッション美術館」へは、当日入館券の半券のご提示により割引
概要
関口俊吾は、明治44(1911)年1月1日に神戸市熊内町に誕生し、令和3(2021)年に生誕110年を迎えた神戸市出身の画家です。10歳の年に須磨の離宮前町に転居し、このころ流行していたクレヨンで直接対象を写生したことで、絵を描くことの楽しさに目覚めます。その後、京都日仏学館のアカデミー鹿子木で鹿子木孟郎(かのこぎたけしろう)に師事し、24歳でフランス国政府の招聘留学生として渡仏、翌年、パリ国立高等美術学校に入学してヨーロッパのアカデミックな技法を修得しました。
第二次世界大戦中は日本に帰国し、小磯良平らが創立した新制作派協会に参加します。東京国立近代美術館における初めての大規模な外国人作家の個展(「ビュッフェ-その芸術の全貌」)の開催を斡旋、また、インドシナの画家たちの案内役をつとめ、神戸市とマルセイユ市が姉妹都市提携を結ぶにあたり尽力するなど、日本と外国の交流にも携わりました。昭和26(1951)年に再渡仏してからは、パリのアトリエを拠点として約半世紀にわたり制作を続けていましたが、平成14(2002)年に91歳でなくなります。
関口俊吾の社交的な人柄を思わせるような、明るい色彩と抒情的であたたかい作風は、詩人フランシス・ポンジュをはじめとしてフランスの人々にも高く評価されました。関口の作品に息づく、喜び、悲しみ、そして楽しみといった、人間の営みを感じさせる親密な世界を味わっていただければと考えます。油彩21点、水彩および素描33点、計54点を紹介します。
会場住所
〒658-0032
兵庫県神戸市東灘区向洋町中5-7
交通案内
[電車ご利用の場合]
JR 住吉駅・阪神 魚崎駅で、六甲ライナーに乗りかえ、「アイランド北口駅」下車、西へ徒歩すぐ。

阪急「岡本駅」・「御影駅」の南側より / みなと観光バスにて「ウエストコート3番街前」下車 北へすぐ

[自動車ご利用の場合]
国道43号線の東御影 または 東明交差点を六甲アイランド方面へ、六甲大橋を渡り案内表示に従って右折、西へ約300mの信号を左折、すぐに地下駐車場(六甲アイランド公園西駐車場)の入口があります。
ホームページ
https://www.city.kobe.lg.jp/culture/culture/institution/koisogallery/
兵庫県神戸市東灘区向洋町中5-7
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索