タイトル等
第3期コレクション展/展示室3
「アジア」でみたもの、「アジア」にみたもの
会場
大分市美術館
常設展示室3
会期
2021-09-23~2021-12-26
休催日
9月27日(月曜日)、10月5日(火曜日)、10月11日(月曜日)、10月18日(月曜日)、10月25日(月曜日)、11月8日(月曜日)、11月15日(月曜日)、11月22日(月曜日)、11月29日(月曜日)、12月13日(月曜日)、12月20日(月曜日)
開催時間
午前10時~午後6時
(入館は午後5時30分まで)
観覧料
一般310円(260円)、高大生210円(150円)中学生以下は市内市外を問わず無料
※()は20名以上の団体料金
※上記観覧料にてコレクション展(展示室1~4)をすべてご覧になれます。
※特別展観覧料でコレクション展もあわせてご覧になれます。
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳提示者とその介護者は無料です。
※コレクション展は「大分市美術館年間パスポート」がご利用できます。
概要
近代において、日本は朝鮮半島や台湾をはじめ、大陸や南方に領土を拡大していきました。そのような状況下、多くの日本人画家たちは、旅行をしたり、「外地」で暮らす親族を訪ねたり、兵士として、また画家として従軍したりと、さまざまな目的で、大陸や南方の「アジア」に渡りました。当時、日本の画家たちの多くは「アジア」を、憧れの地や楽園として認識する一方、大陸進出が本格化する中で、"導くべき対象"としても認識していました。そこは、新しく手に入れた「日本(外地)」でもあったのです。
画家たちは、そのように支配する側と支配される側という不均衡な関係性の下で、めずらしい風景や植物、建築物、人びとの生活、戦場や戦跡を実際に目にします。また、彼らはそこに、異国情緒や楽園イメージ、その土地らしさ(ローカルカラー)、あるいは戦争の悲惨さなどさまざまなものを見出し描いています。たとえば、大分市出身の洋画家佐藤敬(1906-1978年)は、雨期という南方特有の気候のなかにスペイン植民地であった過去を伝えるキリスト教の教会がそびえる風景にマニラらしさを、中国の戦跡には日本の戦勝を見出して、絵画にしています。一方、浜田知明(1917-2018年)は同じ戦場に、戦争の悲惨さや仲間の死、あるいは日本の「加害」を見出し、小さな版画の画面を通して静かに伝えています。
本展では、このような「アジア」の地に渡った画家と描かれた作品をとりあげ、画家たちがそこで実際にみたもの、そしてそこに見出したものを紹介します。
ホームページ
http://www.city.oita.oita.jp/o210/bunkasports/bunka/bijutsukan/collection/documents/room3-21-3.html
会場住所
〒870-0835
大分県大分市大字上野865 (大分市上野丘公園内)
交通案内
◎JR大分駅からのアクセス
○バス
= 上野の森口(南口)から [大分市美術館]行、約6分
○タクシー
= 上野の森口(南口)から 約5分

◎高速道路からのアクセス
○大分自動車道 / 大分ICから 約10分
ホームページ
https://www.city.oita.oita.jp/bunkasports/bunka/bijutsukan/index.html
大分県大分市大字上野865 (大分市上野丘公園内)
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