タイトル等
棟方志功と東北の民藝
会場
日本民藝館
会期
2021-10-01~2021-11-23
休催日
□月曜休館(祝日の場合は開館し、翌日休館)
開催時間
10:00~17:00
(入館は16:30まで)
観覧料
□一般1,200円 大高生700円 中小生200円
概要
厳しくも豊かな自然環境を持つ東北の地。ここは昔から変わらぬ民藝の宝庫であり、日本の手仕事を考える上では実に大切な場所であります。柳宗悦(1889-1961)は1920年代後半から40年代の初めにかけて精力的に東北各地を巡り、民藝品の調査と蒐集を実施しました。そして、東北の手仕事文化の豊かさに感嘆し、日本民藝館において東北の民藝を紹介する展覧会を度々開催していったのです。本展では、柳らが東北各地で収集した民窯の陶器、蓑・けら・背中当などの編組品、こぎん・菱刺し・被衣(かつぎ)などの染織品、樺細工や漆工品などを展示し、東北が豊かな文化的創造力を育む地であることを改めて紹介したいと思います。
さて、青森に生まれた版画家の棟方志功(1903-1975)は、東北の豊かな自然風土から美の滋養を汲み取り、生命感にあふれる作品の数々を世に送りました。なかでも東北への思いが込められた作品といえば、「東北経鬼門譜」(1937年)が挙げられます。これは版木120枚を使い制作されたもので、6曲1双の屏風を広げると、実にその長さは10メートルにもなる戦前期最大の版画作品です。棟方はこの作品に、東北という日本の「鬼門」にあたる貧寒の故郷を想い、仏の力を借りてこの地を幸あらしめたいとの切なる願いを込めたのです。また、郷里青森への想いを込めた作品に「善知鳥版画巻」(1938年)があります。これは謡曲「善知鳥」を題材にしたもので、愛情深い善知鳥という海鳥の親子の別離の悲しさや、生活のための殺生とはいえ、その罪の報いで亡者となった猟師の苦しみを、故郷への思いと重ね合わせながら板に彫り込んでいったのでした。
棟方にとっては、これらの作品そのものが東北への「祈り」でもありました。東日本大震災から十年。未だその災禍が癒えない東北の地に、棟方が作品に託した鎮魂への祈りと再生への想いが届くよう、心から願ってやみません。
ホームページ
https://mingeikan.or.jp/exhibition/special/?lang=ja
会場住所
〒153-0041
東京都目黒区駒場4-3-33
交通案内
電車をご利用の場合
・京王井の頭線「駒場東大前駅」西口から徒歩7分
・小田急線「東北沢駅」南口から徒歩15分

バスをご利用の場合
※バスは本数が少ないためご利用の際はご注意ください。
・渋谷駅西口バス乗り場より
東急バス
渋55系統 代々木上原・東北沢経由幡ヶ谷折返所行き
「代々木上原」下車 徒歩8分

お車をご利用の場合
・駐車台数に限りがございますので(3台)、なるべく公共の交通機関をご利用願います。
・環状6号線(山手通り)の三叉交差点(東大裏門付近、ガソリンスタンド有り)を東北沢方面へ向かう道に入り、上原二丁目の信号機を左折、突き当たりを右折しますと間もなく右側にあるのが日本民藝館、左側が駐車場となっております。
・周辺道路が狭く一方通行のため、通行は中型バスまでが可能です。大型バスでお越しの際は事前にご連絡下さい。
ホームページ
http://www.mingeikan.or.jp/
東京都目黒区駒場4-3-33
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