- タイトル等
美しかりし明治への旅
発見された日本の風景
―外から見る/外へ見せる―
- 会場
- 京都国立近代美術館
- 会期
- 2021-09-07~2021-10-31
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、休館日・開館時間は変更となる場合があります。ご来館前に当館ホームページなどで最新情報をご確認ください。
- 休催日
- 月曜日、9月21日(火) *ただし9月20日(月・祝)は開館
- 開催時間
- 午前9時30分~午後5時
(金、土曜日は午後8時まで開館)※入館は閉館の30分前まで
- 観覧料
- 一般1200円(1000円)、大学生500円(400円)
*( )内は20名以上の団体および夜間割引(金曜、土曜午後5時以降)
* 高校生以下・18歳未満、心身に障がいのある方と付添者1名は無料(要証明)
* 本料金でコレクション展もご覧いただけます。
- 主催者
- 京都国立近代美術館、毎日新聞社、NHK京都放送局
- 協賛・協力等
- beyond2020
- 概要
日本の近代の始まりの時代である「明治」は、1868年から1912年までの約44年間で、その開始から既に150年を超え、その終了から110年を数えつつあります。この展覧会は、明治という時代を、当時の油彩画・水彩画を通して、そしてそこに描かれた風景・風俗を通して旅してみようとするものです。19世紀後半はヒトやモノが国境を越えて流動した時代であり、そうした世界情勢の中へ急に投げ込まれた日本も、西洋諸国からさまざまな文物や人々を迎え入れ、一大変革を経験しました。もちろん美術も例外ではありませんでしたが、西洋式の画法で制作された当時の絵画には、むしろ変わることのなかった日本の風景や風俗が、失われる前の姿で記録されたという面もありました。特に西洋から日本へ来た画家たちは、西洋とは異なった日本の文化や自然に興味を抱き、その様子や印象を絵にしたのです。日本人の画家たちもまた西洋人から学んだ画法で、自分たちの生活や環境を盛んに描きました。それは西洋の画法とともに西洋人の「眼」を学ぼうとした日本人たちの、自己の再発見でもあったのかもしれません。この展覧会では、明治の日本を描いた当時の油彩画・水彩画をご覧いただきますが、これらは一人の美術コレクターが英国をはじめ海外において発見し、収集したものです。そうして日本へ帰郷した作品を通して、当時の内外の画家たちが発見した日本の姿を見ることは、現代の私たちにとっても、失われた自己の再発見になることでしょう。
- イベント情報
- イベントにつきましては当館ホームページでご確認ください。
- ホームページ
- https://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2021/443.html