海と海に生きる人々への共感を込めて
海から陸へ、フレッシュな風、潮の香り...
海は太古の昔から多くの生命を育み、はかりしれない恵みをもたらしてくれます。やさしく穏やかに、躍動し、ときに猛々しく憧憬に満ちた栄光と辛苦、さまざまな貌をもつ海。 「日本の海洋画展」は、このかけがえのない海と、そこに生きる人々をモチーフにして捉え、見つめ直してみたいというのが、開催の動機です。優れた海洋画を通じて一人でも多くの方々に、海に生きる人々や、海を身近なものとして見つめ直し、理解を深めていただきたいと願うものです。
「海に生きる者の絵画展」は、海運人絵画会の作品と弊センターが毎年開催する「海上美術展」から選んだ作品で構成されます。海上美術展は、船員と家族をつなぐ文化の広場として、昨年11月東京において第46回展を開催しました。