亀倉雄策は、1964年の東京オリンピック公式ポスターをはじめ日本万国博覧会(大阪万博、1970年)のポスター、NikonやNTTのマークなど数々の傑作が知られています。日本のデザイン界に大きな足跡を残したグラフィックデザイナーで、国内外の多くのクリエーターに影響を与えいています。
亀倉雄策と土門拳は、二人がまだ無名であった20代の頃に出会って以来、生涯にわたり交友がつづきました。デザインと写真という異なる分野ですが、2人ともそれまでの伝統や歴史など既成の概念にとらわれず、写真とグラフィックデザインの新しい表現の可能性を切り開きました。
この展覧会は、昭和を代表する二人の仕事を貴重な実物で紹介するものです。