このたび、奈良県立万葉文化館では館蔵品展「花々が彩る万葉日本画」を開催いたします。
当館は、平成13年に『万葉集』を中心とした古代文化に関する総合文化拠点として開館し、令和3年9月に開館20周年の節目を迎えます。これを機に、収蔵作品の中でも中心的なコレクションである「万葉日本画」154点を3期に分けて展示いたします。第2期となる本展では、草花が詠み込まれた万葉歌を題材にして描かれた「万葉日本画」56点を展示します。また、展示室の一画には「令和」への改元の際に注目を浴びた天平2年(730)の梅花の宴で詠まれた万葉歌をもとにした「万葉日本画」も紹介します。