江戸っ子たちの間で、爆発的な人気を誇った「遊び絵」。江戸時代の浮世絵師や版元たちが知的好奇心旺盛な庶民の為に作り出し、今なお時代を超えて愛され続ける「遊び絵」の世界を、厳選した約100点の作品によって紹介します。出展作家には歌川国芳、歌川芳藤、歌川貞景、歌川広重、二代目歌川広重(歌川重宣)、三代歌川豊国(歌川国貞)らが名を連ねます。また、影絵や判(はん)じ絵などの楽しみ方を体験できるコーナーも設け、見て、読んで、触れて、浮世絵の可能性を大きく広げたバリエーション豊かな作品をお楽しみいただけます。
「遊び絵」とは
江戸時代に庶民の間で流行した浮世絵のなかでも、遊び心にあふれた造形が特徴的な作品のこと。