タイトル等
開館25周年記念
水木しげる 魂の漫画展
会場
岡崎市美術博物館
会期
2021-07-31~2021-09-26
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、展覧会および関連イベントが中止または変更となる可能性があります。最新の情報は当館ホームページまたはお電話(0564-28-5000)にてご確認ください。
休催日
毎週月曜日、8月10日(火)、9月21日(火) ※ただし、8月9日(月・振休)、9月20日(月・祝)は開館
開催時間
10:00~17:00
(入場は16:30まで)
観覧料
一般[高校生以上] 1,200円(1,100円)、中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金 ※各種障がい者手帳の交付を受けている方およびその介助者1名は無料(各種手帳を提示)
主催者
岡崎市美術博物館、NHK名古屋放送局、NHKエンタープライズ中部
協賛・協力等
後援/愛知県教育委員会 企画協力/水木プロダクション 制作協力/NHKプロモーション
概要
水木しげる、本名・武良茂(むらしげる)は、1922年に生まれ、2015年11月に惜しまれながら亡くなるまで、その93年間の生涯を現役で在り続けました。
鳥取県境港で幼少期を過ごした茂は、武良家に出入りしていた近所の“のんのんばあ”に連れられて見た『地獄極楽絵図』に心を奪われ、以来、目に見えない世界に魅入られるようになります。
その後、成年となった茂は戦地に召集され、激戦地・ラバウルで理不尽に多くの命が失われていく様を目の当たりにするとともに、自身も片腕を失い、生と死の境をさまよう壮絶な体験をします。復員後、茂は、この過酷な体験からますます見えない世界に注目し、魂や妖怪たちが往来する世界に創作のヒントを見出すようになるのです。
40歳を過ぎた遅咲きのメジャーデビューを果たすまでの極貧生活時代から、押しも押されもせぬ超人気作家になってからも、水木しげるは片腕で独自の画風を模索し続けながら、かつて失われた命への慰めと、この世に生きる人々へのメッセージともいえる作品を全身全霊で描き続けました。
そう、水木しげるの世界には「魂」が宿っているのです。
「ゲゲゲの鬼太郎」に代表される妖怪漫画で有名になった水木ですが、ユーモアと皮肉、想像力あふれる短編の数々や、己の体験を基にした誰にも真似できないリアルな戦記物など、妖怪以外の漫画作品においても高い評価を得るようになります。また、近年発見された、デビュー前に描いたスケッチや絵の数々からもその画力の非凡さがうかがわれ、漫画家としてのスケールの大きさを改めて世に知らしめています。
本展覧会は漫画家・水木しげるのこうした多才な画業に迫り、その作品の尽きない魅力を改めて探求しようとするものです。作品一つ一つに込められた「魂」を存分に味わっていただければ幸いです。
イベント情報
①トークイベント 「コロナから改めて考える目に見えないものの存在」
講 師:飯倉義之氏(國學院大學准教授)
島田尚幸氏(あいち妖怪保存会共同代表)
聞 き 手:今泉岳大(当館学芸員)
日 時:令和3年9月4日(土)14:00~15:30
定 員:30名(1度の申込みは2名まで。事前申込制。申込者以外の参加不可。応募多数の場合は抽選)
場 所:当館1階セミナールーム
参 加 費:無料
申込方法:当館HPからあいち電子申請にてネット申込み
申込期間:令和3年7月31日(土)~8月18日(水)

②おかざき妖怪発掘プロジェクト 特別展示
「今よみがえる!おかざき妖怪の森-化け猫からオカザえもんまで-」
長い歴史を持つ岡崎の地には、市内各地に妖怪のような不思議な存在、不思議な出来事や伝承や説話が語り継がれています。また現代において、皆様の身の回りにも妖怪の存在を感じずにはいられないことがあるかもしれません。岡崎の妖怪にまつわる伝承や説話を取り上げ、美術家・松岡徹によってビジュアル化された妖怪画とともに紹介します。またオカザえもんの妖怪画や岡崎アマビエの原画をコーナー展示します。
場 所:当館1階ギャラリー
参 加 費:無料

③おかざき妖怪発掘プロジェクト ワークショップ
クイズラリー「恩賜池を探索して妖怪を探そう」
美術博物館のそと、恩賜池などを探索してそこに隠れた妖怪を探してみよう。全部見つけた人は受付で答え合わせをして景品をゲットしよう。
受付時間:10:00~16:00
場 所:岡崎市中央総合公園恩賜池周辺
参 加 費:無料
参加方法:館内受付にて参加用紙を配布

④ギャラリートーク
日 時:令和3年8月15日(日)、9月18日(土) 各日とも14:00~
場 所:当館1階展示室(当日の観覧券が必要です)
担 当:当館学芸員
ホームページ
https://www.city.okazaki.lg.jp/museum/exhibition/openexhibition/p029613.html
会場住所
〒444-0002
愛知県岡崎市高隆寺町峠1 岡崎中央総合公園内
交通案内
飛行機

中部国際空港(セントレア)から
空港バスにて名鉄「東岡崎駅」まで約70分
または、
名鉄電車(特急)にて名鉄「東岡崎駅」まで約70分(神宮前駅にてのりかえ)

「東岡崎駅」からはバス・タクシーでの行き方をご覧ください。


電車・バス

名鉄「東岡崎駅」から

名鉄「東岡崎駅」北口バスのりば2番より【中央総合公園行】に乗車、【美術博物館】下車(370円)、徒歩3分。
(補足) 土曜日・日曜日・祝日は1番のりば「おかざきエクスプレス(岡崎拠点快速バス)」もご利用できます。(370円)

JR「岡崎駅」から

JR「岡崎駅」バスのりば2番または1番【おかざきエクスプレス】に乗車、【東岡崎駅】下車(230円)、のりかえ。名鉄「東岡崎駅」北口バスのりば2番より【中央総合公園行】に乗車、【美術博物館】下車(370円)、徒歩3分。
(補足)土曜日・日曜日・祝日は「おかざきエクスプレス(岡崎拠点快速バス)」にて直行。JR「岡崎駅」バスのりば1番【おかざきエクスプレス】に乗車、【美術博物館】下車(530円)、徒歩3分。


タクシー

名鉄「東岡崎駅」から15分
JR「岡崎駅」から25分


お車

東名高速道路・国道1号線から
東名・岡崎インターを出て豊橋方面へ向かいます。
国道1号線を直進し、1つ目の信号「大平町新寺」交差点を左折、直進します。
モニュメントのある「市民病院東」交差点を右折。岡崎中央総合公園に入ります。
公園内からは看板が出ています。
ホームページ
https://www.city.okazaki.lg.jp/museum/index.html
愛知県岡崎市高隆寺町峠1 岡崎中央総合公園内
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