タイトル等
特別陳列
帝国奈良博物館の誕生
設計図と工事録にみる建設の経緯
会場
奈良国立博物館
会期
2021-02-06~2021-03-21
休催日
毎週月曜日(ただし2月8日、3月1・8日は開館)
開催時間
午前9時30分~午後5時
(入館は閉館の30分前まで)
観覧料
一般700円、大学生350円
高校生以下および18歳未満の方、満70歳以上の方、障害者手帳またはミライロID(スマートフォン向け障害者手帳アプリ)をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料です。高校生以下及び18歳未満の方と一緒に観覧される方は、一般100円引き、大学生50円引きです(親子割引)。この観覧料金で、同時開催の特別陳列「お水取り」、名品展「珠玉の仏教美術」、2月23日(火・祝)より名品展「珠玉の仏たち」・「中国古代青銅器」をあわせてご覧いただけます。
主催者
奈良国立博物館
協賛・協力等
協力:仏教美術協会
beyond2020
日本博
概要
帝国奈良博物館(現在の奈良国立博物館なら仏像館)は明治二十七年(一八九四)十二月に竣工し、翌年四月に開館しました。設計は明治時代を代表する建築家で当時宮内省内匠(たくみ)寮技師だった片山東熊(かたやまとうくま)が担当し、奈良県に誕生した最初の西洋建築として知られています。片山は工部大学校造家(ぞうか)学科(東京大学工学部建築学科の前身)の第一期卒業生で、帝国京都博物館(京都国立博物館明治古都館 明治二十八年)、奉献美術館(東京国立博物館表慶館 明治四十一年)、東宮御所(迎賓館赤坂離宮 明治四十二年)などの作品を遺(のこ)しましたが、帝国奈良博物館はこれらに先立つ若き日の代表作として貴重です。
近年おこなわれた設計図と工事録の分析により、この建物の建設の経緯があらためて詳しくわかってきました。濃尾(のうび)地震(明治二十四年)を経て堅牢性を重視したこと、窓からの採光の工夫、雨仕舞(あまじまい)への配慮、さまざまな要因による工事の遅延(ちえん)、予算確保の問題などから、国内での事例がまだ少なかった博物館建築を生み出すための関係者たちの苦労がうかがわれます。
設計図と工事録をとおして、明治時代中頃のこの地に博物館が誕生した道のりを振り返ります。
イベント情報
公開講座
「帝国奈良博物館の誕生―人と建築―」
2021年3月13日(土)
講師:宮崎 幹子(奈良国立博物館学芸部 情報サービス室長)
時間:午後1時30分~3時(午後1時開場)
会場:当館 講堂
定員:90名(事前申込先着順)
受付期間:2月15日(月)午前10時~3月12日(金)午後5時
申込方法:当館ホームページ「講座・催し物」内の「公開講座」応募フォームより必要事項をご入力の上、お申込みください(WEB申込のみとなります)。聴講無料(展覧会観覧券等の提示は不要です)。聴講には事前申込が必要です(当日申込でのご参加はできません)。入場の際には、受付完了メール画面をご提示ください。応募は各回お1人様1回でお願いいたします。定員に達し次第締め切りとさせていただきます。
ホームページ
https://www.narahaku.go.jp/exhibition/2021toku/narahaku/2021narahaku_index.html
会場住所
〒630-8213
奈良県奈良市登大路町50
交通案内
◆電車・バスを利用する

近鉄奈良駅下車 登大路町を東へ徒歩約15分
JR奈良駅または近鉄奈良駅から市内循環バス外回り(2番)「氷室神社・国立博物館」バス停下車すぐ

関西国際空港からリムジンバス JR奈良駅行き「近鉄奈良駅」バス停下車 徒歩約15分
大阪国際空港からリムジンバス 奈良/天理行き「近鉄奈良駅」バス停下車 徒歩約15分


◆自動車を利用する

駐車場について
専用の駐車場はありません。周辺の駐車場をご利用下さい。
正倉院展期間中は大変混雑いたします。
登大路自動車駐車場 午前6時~午後10時
大仏前自動車駐車場 午前9時~午後5時 (団体バス予約優先)
高畑自動車駐車場 午前9時~午後5時

なお、歩行困難な方は当館係員にご相談ください。

名古屋方面から
西名阪自動車道・天理I.C.から国道169号線を北へ約15分。

大阪方面から
第二名阪道路・宝来I.C.から国道369号線を東へ県庁を越えて約1分。
西名阪自動車道・天理I.C.から国道169号線を北へ約15分。

京都方面から
京奈和自動車道・木津I.C.から国道24号線を南へ、国道369号線を東へ約1分。
ホームページ
https://www.narahaku.go.jp/
奈良県奈良市登大路町50
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